不用品回収の4つの疑問をお教えします

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不用品回収とは

疑問

不用品とは、家財道具の中にある「いらないもの」のことを言います。よく粗大ゴミや廃品のような「ごみ」と勘違いされている人もいますが、まだ使用できる不用品はリユース品として取り扱われることになります。

家電品、家具、生活雑貨、時計、おもちゃ、釣り道具、カメラ、オーディオ、衣類・スニーカー、楽器、ピアノ、など全てが必要なくなった時点で不用品となります。

不用品回収業者の場合は引き取りをしたもの全てをゴミとして扱わず、再利用できるように分別をしていきます。その利用のされ方は、国内利用だけでなく、海外輸出も含まれているのです。出来るだけゴミにならないような取り組みはSDGsな活動にも繋がっているのです。

不用品回収業者はゴミ収集業者とは違うので、生活ごみなどは行政の収集を利用しましょう。

不用品回収や廃品回収がなぜ無料なの?

無料

不用品や廃品を無料で回収しているケースがあります。なぜ無料なのか?それは再利用する価値があるからです。再販することで利益を得ることが出来る。だから無料回収するのです。しかしそれにはいくつかのパターンがあり、「再資源化」として利用される場合と、「再利用(リユース)」されるためがあります。再資源化とは、鉄や銅やアルミなどの金属はスクラップにしても価値があります。だから無料回収が出来るのです。再利用の場合ですが、これにもいくつかのケースがあります。例えば家具でも、日本国内で再利用される場合と海外輸出されるケースがあります。

その違いは何かといえば、日本国内で再利用(再販)される家具というのは評価の高めの家具。ブランド家具であったり、使用感の少ないものなど。一方で海外輸出されるものは、(10年以上が経過しているような)型落ちの家具だったりします。買取は出来ないにしてもゴミにはならないレベルで再利用できるものが「無料回収」となったりするわけです。

ジャンルは家具だけではありません。オーディオの場合はジャンク品でも取引されたりとニーズもあります。生活雑貨(鉄瓶、食器、グラス)、電動工具、スポーツ用品・アウトドア用品なども海外でリユースされるケースはあります。

家財道具以外で言えば、車やバイク(スクーター)の不動車でも海外輸出されています。それらも無料回収されている場合も多いのです。

「無料回収は嘘」と思われている人も世の中にはいますが、実際には行われています。しかし拡声器機を使った軽トラックで回収を行っている業者の中には騙しをしている者もいるので注意をしなければいけません。信頼できるリサイクル業者であれば無料回収というのもありうる話だということです。

参考

鉄くず、金属物はゴミではありません。有価物として価値があります。

『金属スクラップ』~有価物の本当の価値とは?~

引用元:有限会社荒木商会

不用品回収と粗大ゴミとどっちに出す?

不用品引き取り

要らないものを不用品回収と粗大ゴミのどちらに出すべきかですが、まず不用品回収業者はリユース・リサイクルを行う業者です。行政による粗大ゴミ収集は再利用のために集められているのではないので、例え再利用できるものを粗大ゴミとして出した場合でも「大型ゴミ処理」として扱われてしまいます。収集されるもの一部は処理センターに展示されて再利用される活動が行われていますが全てではありません。

そして不用品回収業者と粗大ゴミ収集の違う点としては、部屋からの運び出し作業をするかしないかという点が挙げられます。行政の粗大ゴミ収集の場合は各自で部屋から運び出しをして指定の場所に置く。

しかし不用品回収業者の場合は、部屋からの運び出し代行を含めた回収だという点が違う点です。このようにサービス面が大きく異なるのがポイントです。

もしどちらに頼むかを迷った時に、出来ればリユース・リサイクルして欲しいと思ったり、部屋からの運び出しも含めて引き取りをして欲しい場合には不用品回収。再利用がすでに難しいもの。運び出しには困らないものであれば粗大ゴミに出すというのが基準になるかと思います。

家電リサイクル品

ただし何でも粗大ゴミに出せるわけでもなく、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコンは家電リサイクル品と呼ばれるもので行政での収集は行っていません。家電量販店に依頼をするか、直接指定場所に持ち込み、もしくは回収業者に依頼をします。

収集困難物

重量物や長さが180センチを超えるものも行政では収集しないです。例えばピアノや金庫。小型の耐火金庫でも数十キロします。アップライトピアノの場合は200キロを越えます。ロングサーフボードやウッドカーペットなどは180センチを超えるものもあるので、これらも収集不可です。そしてバイクや車のバッテリーなども収集しません。

このように行政では出せないものもあるので、その場合には不用品回収業者に相談することになります。

不用品回収に頼むといくらかかる?

不用品回収業者に引き取りを依頼した場合には、部屋からの運び出しの作業費用や交通費が含まれるため、粗大ゴミ収集の手数料とは同じというわけにはいきません。一つの物を引き取り依頼をするだけで数千円はかかります。交通機関でバスとタクシーの利用と同じです。便利な方がコストはかかります。もし価格重視であれば、迷わず粗大ゴミ収集を選びましょう。

不用品回収業者のサービス

不用品回収業者の場合は粗大ゴミ収集とは違って日にち指定や時間指定が可能です。

さらに大型家具や大型家電の部屋からの運び出しがサービスに含まれます。例えば婚礼家具などはジョイント部分がねじ止めされていたりしますが、その分解作業と搬出もします。お住まいのタイプで一戸建ての場合は2階からの運び下ろし。3ドア以上の冷蔵庫は100キロ以上の重さがあります。これら全ての搬出代行をしています。

不用品回収はいくらから

不用品回収業者に依頼をした場合の価格の相場をご紹介します。

少量で依頼をした場合

1点から数点の引取りを依頼した場合、5000円~8000円程度(家電リサイクル料金などは別途)

程度軽トラックで積めるくらいの量の引取りの場合

小型家電品なら20個程度。45ℓの容量の袋で換算して積んだ場合に、20~25袋程度積んで14000円~28000円くらい。

大型の家具やなど運び出しの難易度が変わる場合には立地での見積もりになるので料金は一律にはならない場合が多いです。

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投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号