遺品整理業者と家財処分業者が同じようで違うところ

タンス

遺品整理と家財処分の作業では業者は同じようなことをするのですが、少し違いがあります。その違いについてをご紹介していきます。さらに遺品と一般的な家財道具の違いについても掘り下げてお教えいたします。

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遺品整理業者と家財処分業者

遺品整理業者も家財処分業者も作業としては似ているところが多くあります。それというのも元々は不用品回収業者や家財処分業者が「遺品整理」に特化し始めたからです。遺品整理に特化とは、一般的な葬儀後のお部屋の整理だけでなく、孤独死のようなケースや事故死のようなケースにも対応するということです。お部屋の中に残る臭いを消したりする作業もします。これがいわゆる「特殊清掃」の部類です。それ以外には供養などのお焚きあげのお手伝いもします。こういったサービスを含んでいるのが遺品整理業者の特徴です。 「遺品整理士」という資格もありますが、これは民間の一般社団法人によって作られた資格であって、国家資格ではありません。 家財道具を処分するだけであれば家財処分業者とサービス的には同等になります。両者は同じように家財道の仕分け分別、運び出しまでを行っていきます。

お焚き上げ

お亡くなりになった故人の方が大切にされていたものを供養するのがお焚き上げです。神社やお寺で供養をしていただいた後に焼いて天に還すという儀式。お正月にお札を返納するのも同じことですが、遺品の中では人形やこけしや写真などもお焚き上げに出される人が多くいます。遺品のお焚き上げはどこでも行ってくれるわけではなく菩提寺のようなところ。今は郵送で引き取りしてくれるところもあります。個人でももちろん出来るのですが(出来ることならご自身でやるのが良い)、遺品整理業者はこういったことを代行します。

特殊清掃

病死などでお部屋の中で孤独死をして、そのまま気づかれるまでに人間の身体は腐敗をしてしまいます。体液が流れ出し床に付き、臭いが出始めて壁紙や柱までについてしまいます。自宅で死亡された場合にはご遺体は事件性があるか無いかを警察が検視を行います。そして行政解剖を行うために移送します。

お部屋の中にはその時に寝ていた布団などは残ってしまうので、特殊清掃ではこういったものも処理をしなくてはいけません。とは言ってもすぐに処理することが出来ないケースもあります。あまり臭いが強い場合は近隣への配慮から作業が出来ないからです。そのような場合には強力な消臭剤を用いたり、特殊なオゾン発生装置を使って消臭したりもします。このような器具を持っているのも遺品整理に特化しているこそです。

家財道具の処分

多くの人は具合が悪くなると病院に行き、病院でお亡くなりになるケース。もしくはご家族に看取られるケースが多いです。病死の孤独死というケースは全体の中から考えると少ない事例と言えます。ですので遺品整理と言っても、お焚き上げや特殊清掃を含まない場合はほぼ一般的な家財処分と同様になります。

テレビや冷蔵庫本棚に詰まった本の仕分け分別。タンスに詰まった衣類の分別作業と運び出しなど、生活していたままの状態からの仕分け分別作業は家財処分業者も同じように出来ます。

遺品整理とただの家財処分とは違う点について

遺品整理もただの家財処分も同じことのように思いますが、実際は違いがあります。その違いというのは、遺品整理の場合には相続人がいるということです。 遺品の中には資産と見なされるものが含まれるものもあり、それらを処分する場合には相続人による分割協議をするのが良いです。

遺産の相続人

遺産を相続する人を「相続人」と呼びますが、被相続人の遺産を受け取る場合は相続人同士で分割しなければいけません。家財品の中には「資産」となる高額な物が含まれている場合もあるので、一人の相続人の独断で処分をすることは出来ません。(家族と言ってもお金に関する話で、もめる原因にもなるので慎重に行いましょう)

分割協議を行う

相続人は「分割協議」ということを行い、誰が何をもらうという話し合いをするわけです。主には土地や不動産であったり預貯金や株などの資産について協議をします。家財品の中でも貴金属などで高価な物は資産としてみなされるときもあります。

資産として扱われないにしても「形見分け」として親族で故人の遺品を分け合うこともあります。これらを協議してから処理を行うのが遺品整理からの家財処分です。一般的なお引越しに伴っての家財処分とはこういった点が異なるわけです。

遺品の売却

処分に伴って、家財の売却をする場合にも、自分達で売るにも業者への売却にしても取得する金額が発生する場合は、相続人同士でどのように分配すべきかを先に話し合うすることが良いでしょう。勝手に売却することで、これもまた揉め事の火種になりかねません。

片付けを業者に依頼する場合

特殊清掃やお焚き上げの代行を依頼しないケースであれば、遺品整理業者も家財処分を行う不用品回収業者でも作業内容は同等になります。以前の不用品回収業者処分がメインでしたが、最近の回収業者の中にはリサイクル買取を同時に行う業者も増えていて、持ち込みで売却する手間が省けると好評です。環境に配慮をした会社が増えているということです。やはりリサイクルを中心とした引き取りを行っている会社は価格も抑えることが出来るのが良い点です。

業者の選び方

遺品製入り業者であれ、不用品回収業者であれ、まずは経験が豊富で家財処分の実績が多いところがおすすめです。会社の創業が長いところであればリサイクルのノウハウも多く持っているのでコストダウンにも期待が出来ます。今は何か調べる時はネット検索が主流ですが、検索で1番目に出てくる会社が1番優秀というわけでもありません。呼んでみたらすごく遠いところから来ていたりする場合もあり、地元の業者じゃないことも多くあります。広告をクリックすると得てしてそういった業者が多くなります。

参考

検索に出てくるサイトには自社で作業を行っているところと、業者を紹介しているところの2種類があります。ダイレクトに依頼をしたい場合は自社で運営しているサイトを見つけなければいけません。

不用品回収業者の選び方と見分け方をお教えいたします

まとめ

遺品整理業者と不用品回収業者の家財処分の大きな違いは特殊作業やお焚き上げのようなサービスがあるか無いかというところが大きなポイント。一般的な家財処分で、仕分け分別の作業には大きな差がありません。不用品回収業者の中にもリサイクル買取に力を入れているところも増えているので、価格の面では買取やお値引きにより安く出来る場合があります。

ただし遺品を処理する前には相続人どうして処分して良いかの確認。資産になるようなものの分割協議をすることはお忘れなく。

不用品回収業者や遺品整理業者のどちらかに依頼をする場合は、見積もりを取りながら条件を照らし合わせ信頼できる業者を見つけるのがベストでしょう。

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この記事を書いてる人

この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売に関しての専門家。現場作業も行いながらウェブライティングの2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。