動かないバイクの処分方法

バイクスクラップ

故障や乗らなくなったことであったりなど原因は色々ありますが、バイクは不動になることが多い乗り物です。動かなくなったことで処分を検討される人も多いのですが、その処分方法についてご紹介していきます。

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バイクが動かなくなる原因

動かないバイクと一言で言ってもどの様に動かないのか?という原因を調べる必要があります。その原因によって処理の方法が違ってくるからです。

  • バッテリ上がりによる場合
  • エンジンの焼きつきによる場合
  • パーツの固着など

数ヶ月ほど乗らずに放置しているとバイクのバッテリはすぐに上がってしまいます。元々容量の大きなサイズのものではありません。短い期間で放電をしてしまい、それによって「バッテリあがり」となるわけです。キックが付いていれば始動も出来るのですが、一回やそこらでかかるわけでもありません。何回も何十回もキックを踏んでようやくかかります。雑にアクセルを開けてしまうとかかりが悪くもなります。適切な開閉度でやらなければダメです。それでもかからない場合もあるものです。

バッテリあがりといったことではなく「エンジンの焼きつき」ということで動かなくなるケースもあります。なぜ焼きつきが起きるのかと言えば、エンジンオイルの管理の悪さからです。車もそうですが、適切なタイミングでエンジンオイルは交換する必要があります。そのメンテナンスをサボってしまうことでエンジンオイルは劣化を起こし、そしてエンジンのシリンダー内で摩擦が増加してピストンなどに損傷を与えてしまいます。一度損傷が起きたエンジンはオイル交換しても直りません。分解してOHや部品交換をしなければ元通りにはなりません。

エンジン故障

バイクが故障したときの代表的な症状

バイクの故障でよくみられる症状には以下のようなものがあります。

  • エンジンが動かない
  • キックが下りない
  • キックをしてもスカスカする
  • セルが回らない
  • 異音がする など

外装などが壊れた場合は見ればわかりますが、そうでないエンジンなどの故障は、音や動作の異常により発見します。

エンジンが焼き付く原因を知ろう

エンジンが焼き付く原因を知ろう
 

焼き付きとは、エンジン内の金属が溶けてくっついてしまう現象をいいます。焼き付きが起こる原因として、以下のようなことが考えられます。

  • ハイオク仕様車でレギュラーを使用していた
  • ノッキングを放置していた
  • エンジンオイルが少ない
  • エンジンオイルが古い
  • エンジンオイルの粘度が均一でない
  • フルスロットル(過回転や過負荷など)の時間が長かった
  • オーバーヒート など

焼き付きの前兆に早めに気づき、点検や整備を行う必要があります。また、バイクで使う燃料にも注意をしましょう。エンジンオイルは、基本的に同じ種類を使い続けるようにしましょう。また、住んでいる地域の気温など、環境にあわせてエンジンオイルの粘度を変えることも大切です。

https://www.goobike.com/magazine/maintenance/repair/25/

焼きつきを起こしたエンジンの場合はセルではかからないことも多いです。そしてキックを踏んでも下まで降りない場合もあります。下に降りたとしてもカシャカシャ音がするような場合は何らかしら損傷はあります。こういった場合は修理をするにしてもエンジンを下ろし、中をばらさなければいけません。修理費用は数万円かかることとなりますから、この時点で処分されることを決められる人も多いのが現状です。

放置したままで経年が進むと色々な箇所が固着を始めます。例えばブレーキキャリパーのピストンが硬くなり、ブレーキをかけたまま戻らずそのまま効いた状態で固着することもよくあります。かなづちなどで叩いてあげると戻る場合もありますが、戻らなければ引きずるように運ばなければいけません。とりわけ固着が酷くて動かなくなるのはブレーキが多いです。

どの様にバイクが動かないのかによっても処理の方法が異なる

バイクが動かないからといっても全て廃棄処分の対象になるわけではありません。まずは状態を見極めることが大事です。上に書いたような3つの状態の中からどの状態なのかを把握しましょう。

バイク

無料で処分できるケース

バイクは動かないから全て廃棄処分になるようなものではありません。整備をすればまた走りだすことが出来ますから、お金をかけずに引き取りをしてもらえるものもあります。

  • バッテリ上がりの不動バイク
  • ブレーキが固着しているだけ

バッテリ上がりやブレーキが固着しているだけくらいでしたら無料引き取りは可能でしょう。(全てのバイクショップではありません。無料引取りを行っている業者の場合)

有料で処分になるケース

有料で引き取りになるようなバイクというのはエンジンのダメージや外装の破損が酷い場合です。修理にコストがかかりすぎる場合は有料になることが多いです。

  • エンジンの焼きつきを起こしている
  • 事故により破損をしている

バイクの種類にもよりますが、排気量の大きなバイクであれば部品取りなども出来る点で「事故車」でも無料引き取りを行っているところもありますが、「原付バイク」のような新車の価格もそこまで高くないものであれば事故車で無料引き取りをしているところもほぼ無いでしょう。

引き取りに来る運搬費用など、手数料を支払って引き取ってもらうのが一般的です。

有料で処分する場合にかかる目安の費用

もし有料で引き取りをしてもらう場合の費用の目安ですが、これはバイクショップ次第なのではっきりとした一律価格というものではありません。5000円~で引き取りしてくれる業者もあれば15000円かかる業者もあります。それぞれの業者に問い合わせをして料金を確認するしかありません。しかし原付バイクレベルで3万円とか5万円とかいう業者は注意してください。1万円程度で引き取りしてくれるところは結構ありますから。

処分はどういったところへ依頼をすれば良いのか?

バイクの引き取り依頼はバイクショップ。もしくは「バイク無料引き取り」を行っている業者に依頼をすると良いでしょう。バイクショップは本来は「売る」のが商売ですが、引き取りもしてくれる場合もあります。一方ネット検索で出てくる「バイク引取り」業者は集めるのが専門で、バッテリ上がりのバイクやブレーキの固着したバイクの無料で引き取りを行っているほか、エンジンがダメなバイクや事故車であっても引き上げてくれることは多いです。主に原付バイクを主流に扱っている業者の場合は、排気量の多いバイクの事故車は難しい場合があります。なぜなら、自走は出来ませんから、「ユニック」などで吊り上げが必要になるかも知れないからです。

原付バイクを中心に扱っているところは軽トラックで収集に回るケースが多いです。そのためそういったクレーンが付いていませんから、吊り上げといった作業は出来ません。

持ち込みで処分できるところ

車スクラップ

動かないバイクであれば持ち込みというのも結構大変ではあります。不動でも無料で引取りをしてもらえるのなら業者に依頼をすれば良いのですが、有料となった場合に、その費用が高いと思ったら自分で持ち込みをして処理をするのも方法の一つです。しかしバイクを運ぶ方法としてはトラックのような車両を用意しなければいけません。ハイエースのようなワンボックスでも可能です。そしてバイクを積み込するときに必要なのが「ラダー」です。これは「道板のことです。これが無いとトラックに載せれません。原付くらいであれば持ち上げることも出来ますが、少し大変です。

そして積んだバイクの持ち込み場所ですが、車などをスクラップにしている「解体業者」や中古家電製品などを輸出している業者に持ち込みが出来る場合があります。しかしこういった業者の情報はネットでもあまり出てこないので見つかりにくいのが現状です。そして見つかったとしても、必ず費用がかからないわけでもありません。業者に引き取りに来てもらって運搬費用を払うよりかはいくらか安い程度の場合もあります。持ち込みに手間がかかる割には安くないと思ってしまうかもしれません….

車体の処分とは別にナンバーが付いている場合には廃車手続きが必要

廃車手続き

車体だけをスクラップにしてもナンバーが付いていれば取り外して廃車申告を行わなければいけません。廃車手続きをしなければ税金の通知は毎年届くことになります。125ccまでのバイクの場合は市町村の役場で廃車手続きが出来ます。手続きはとても簡単で、取り外したナンバーと認印(ナンバーの交付書があるとよりスムーズです)を持って役所の課税課に行くと手続きが出来ます。

126cc以上のバイクの場合はそれぞれの管轄の陸運局での手続きとなります。その場合にはバイクの書類が必要になります。もし紛失していると廃車手続きが少し面倒なので、事前に用意しておくと良いです。

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投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。

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