後悔しない不用品回収業者の選び方|安心して依頼できるポイントと無料見積の活用法

最近は不用品回収業者が急増。数多くある回収業者の中からどこを選べば分からない。高額請求してくる業者には出会いたくないものです。そこで、ここではどのような業者選びをすれば良いのかの見極め方について解説していきます。
どのようなケースで不用品を処理するかによっても依頼する業者も変わりますし、もしくは自治体に出せば済む場合もあります。ニーズに合わせて最適な業者選びをするためにご参考としてお役立てください。
- 1. 不用品回収業者の正しい選び方|失敗しないためのポイント
- 1.1. 優良な不用品回収業者を見極める条件
- 1.2. 安心して依頼できる業者を選ぶためのチェックリスト
- 1.3. 見積もりや料金体系の確認方法
- 2. 注意が必要な不用品回収業者とは
- 2.1. こんな業者には要注意|よくあるトラブル例
- 2.2. 悪質業者を避けるためにできること
- 3. 不用品回収サイトの種類と選び方
- 3.1. 直営業者の公式サイトから探すメリット
- 3.2. ポータルサイト・比較サイトの注意点
- 3.3. グーグルマップや口コミで評判を調べる方法
- 4. 不用品によって最適な業者を選ぶ
- 4.1. 不用品回収業者に頼むべきケース
- 4.2. リサイクルショップで売るべきケース
- 4.3. 自治体の粗大ゴミで十分なケース
- 5. よくある質問(FAQ)
- 5.1. 不用品回収のご依頼はこちらから
不用品回収業者の正しい選び方|失敗しないためのポイント
信頼できる不用品回収業者かの見極めは法順守をしているかです。まずは古物商の許可・一般廃棄物の許可や許可業者との提携がされているかがポイントです。しかし、不用品を全て廃棄として考える会社の場合はコスト高になる傾向です。不用品=不要品であり、ただ使わなくなったものはゴミや廃棄されるだけのものではありません。古い物でも価値のあるものは多くあります。つまり優良な不用品回収業者というのは優秀なリユース業者だと言えます。しっかりと仕分け分別を行い、再利用が可能な物はリユースをする。目利きの力があるかが大きなポイントです。
第二条の四 国民は、廃棄物の排出を抑制し、再生品の使用等により廃棄物の再生利用を図り、廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべく自ら処分すること等により、廃棄物の減量その他その適正な処理に関し国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
優良な不用品回収業者を見極める条件
優良な業者は以下のような特徴があります。
見積書を発行し、詳細項目が分かりやすい
「一式○万円」といった曖昧な見積より、項目ごとに細かく記載してくれる業者を選びましょう。
一般廃棄物収集運搬業の許可、または古物商許可を持っている
これらは安心して処分や買取を依頼できる大前提です。
許可の種類 | 特徴 |
一般廃棄物収集運搬 | 家庭から出る生活ごみの収集を主とした許可。それぞれの市町村から与えられる。与えられた市町村の許可地域のみで収集が可能。 |
古物商許可 | リユース・リサイクルを目的とし、売り買いをするための許可。この許可が無ければ販売をすることは出来ない。 |
産業廃棄物収集運搬 | 特定20品目で、会社から出る廃棄物を収集運搬する許可。家庭からの物は含まれない。 |
会社情報や所在地が明確でホームページに記載されている
住所や代表者名、固定電話番号などがきちんと掲載されているかを確認しましょう。
安心して依頼できる業者を選ぶためのチェックリスト
以下のポイントを参考にすると、悪質業者を回避しやすくなります。
- 事前に無料見積をしてくれるか
現地で確認してから正式な見積書を出してくれる業者は誠実です。 - 見積もり後に追加料金が発生しないことを約束してくれるか
必ず口頭だけでなく、書面やメールで残しましょう。 - 口コミや評価を複数サイトで確認
Googleマップやポータルサイト、地域掲示板なども参考にして総合的に判断します。
適正な価格で回収
会社によって規模も違い不用品回収の相場が異なることがありますが、一定の相場から外れず公正な価格設定が行われているかの確認をしましょう。価格が安すぎる場合はサービスの品質や信頼問題があったり、追加費用の可能性があるため注意が必要です。
回収費用のパターン
基本料金+回収品費用、例えば基本料金が3000円の場合、タンスの回収費用が2000円であれば合計5500円(税込み)というように、少量の場合は個別計算で明確に価格を提示している。
トラック積み放題プラン、軽トラック、2トントラックなどで、それぞれのトラックで容量に合わせた料金体系。作業費・処分費の全てがコミになっているのが大きな特徴。
見積もりや料金体系の確認方法
料金体系が不透明な業者は要注意です。
見積もり時には「トラックの台数」「作業人数」「処分量」など、何にいくらかかるのかを詳しく聞きましょう。
また、追加料金が発生するケース(階段搬出・夜間作業・急な当日依頼など)があるかどうかも必ず確認してください。
少しでも不安を感じる場合は、複数社から相見積を取るのが失敗しないコツです。
注意が必要な不用品回収業者とは
不用品回収業界には残念ながら、一部の悪質業者やルールを守らない回収業者が存在します。
「安く処分できるから」と安易に依頼すると、法外な追加料金を請求されたり、回収品が不法投棄され自分が責任を問われるリスクさえあります。
ここでは注意が必要な業者の特徴と、回避するための方法を解説します。
こんな業者には要注意|よくあるトラブル例
以下のような業者には注意が必要です。
- 「無料回収」を強調するチラシや訪問営業
最初は無料と言いながら、積み込み後に高額請求をするケースがあります。 - 会社情報が不明確、サイトに住所や電話番号がない
連絡がつかなくなるトラブルが多いので要注意。 - 許可証を確認できない業者
一般廃棄物収集運搬業の許可や古物商許可がなく営業している業者は、依頼自体がリスクです。
悪質業者を避けるためにできること
現地見積の際に追加料金がかかる場合の具体例を質問し、「見積後の追加料金なし」と書面で残すとより安全です。
依頼前に会社名で検索し、悪い口コミや行政指導歴がないか確認
必ず複数社に見積を取り比較することで、不当に高額な業者を排除できます。
注意すべき不用品回収業者とは
拡声器を使った回収業者
車にスピーカーを付けて拡声器でアナウンスしながら街の中を走る回収業者がいます。軽トラックを使用して細かい路地裏まで回っていますが、このような回収業者のほとんどは何も許可を保持していない可能性があります。
所在が分からない会社
ホームページやチラシの中を見ても会社の住所がはっきり記されていない場合があります。会社として成立していない可能性があります。もしくは連絡を取れなくするために書いていないのかもしれません。仮に高額請求された後に連絡を取ろうとしても繋がらないということになる恐れもあるので関わらない方が良いです。
安さだけを強調する会社
「何でも安く回収する」と、価格の安さを強調する会社がありますが、回収する不用品がリユース・リサイクルできるものだけであれば安くすることは可能です。しかし廃棄物になるものはコストがかかります。もし廃棄物になるものが含まれている場合には高額請求される可能性があるということに注意しなければいけません。ぼったくり不用品回収で40万の高額請求
不用品回収サイトの種類と選び方
不用品回収を依頼する際、インターネットで検索をすると公式サイトやポータルサイトなど、様々な種類のサイトが表示されます。
どこから申し込むかによってサービス内容や料金、トラブルの発生リスクも変わるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
直営業者の公式サイトから探すメリット
直営業者(自社運営)の公式サイトから直接依頼すると、
- 仲介手数料が発生せず、料金が明確で安く済む
- 現場で作業するスタッフと直接話ができるため、要望が伝わりやすい
などのメリットがあります。
責任を持って回収・処分する体制が整っており、トラブルが少ないのも特徴です。
ポータルサイト・比較サイトの注意点
不用品回収のポータルサイト(一括見積や紹介サイト)は便利ですが、
- 仲介手数料が料金に上乗せされる場合がある
- 審査が甘く、悪質業者が混在しているケースも
というデメリットもあります。
サイトの実績や加盟業者の審査体制を確認し、見積時は必ず詳細を比較しましょう。
グーグルマップや口コミで評判を調べる方法
実際に依頼した人の口コミは非常に参考になります。
Googleマップや地域掲示板、SNSで業者名を検索するとリアルな声が見つかることも。
高評価だけでなく、低評価の理由にも目を通し、「料金が違った」「対応が悪い」などの書き込みが多い業者は避けるのがおすすめです。
- インターネット検索:インターネット検索で「不用品回収+地域名」のキーワードで検索すると近くの不用品回収業者の情報が出ます。複数の検索結果の中から業者を比較して選ぶことが出来ます。
- ディレクトリサイト:ディレクトリサイトサイトとは、例えばグーグルの「マイビジネス」があります。マップ上で近くの不用品回収業者を探して選ぶことが出来ます。
- 口コミレビューサイト:有名なところでは「暮らしのマーケット」のようなサイト。複数の業者が表示されていて、それぞれにレビューを掲載されている。他のユーザーの評価や経験を確認することができます。信頼性の高い業者を選ぶための参考になります。
- SNS:ソーシャルメディアプラットフォーム(Facebook、X、旧Twitter、Instagramなど)で、地域の不用品回収業者を探して選ぶことが出来ます。
- チラシや新聞:新聞を利用する人は随分減りましたが、投げ込みの広告、いわゆるポスティング広告で不用品回収業者を見つけることも出来ます。しかし会社の詳細が書かれていない場合は信頼性が無いので利用しない方が良いです。
- 自社運営のウェブサイト:不用品回収の専門サイトをネット検索。例えば会社名で指名検索などの方法がある。サービス内容や料金などが細かく書かれているので、自分のニーズに合う内容の回収なのかがより分かる。さらにポータルサイトや一括見積もりサイトの場合は、質問や見積もり依頼はポータルサイトを経由するのでスムーズに行かない場合があるが、直接その会社にコンタクトをするのでやり取りがスムーズというメリットがある。
地域密着のサービスで、近くの会社の方がリピートする時にも頼みやすいというメリットもあります。市内全域、近隣の地域を対応するところが大半です。
不用品によって最適な業者を選ぶ

不用品処分と一口に言っても、処分したいものの内容によって最適な依頼先は異なります。
大きな家具や家電から、小物やまだ使える品まで、それぞれに合った方法を選ぶことで、処分費用を抑えたり、思わぬ高額買取につながることも。
ここでは不用品の種類別に、どの業者に依頼するのがベストかを解説します。
「不用品」とは、現在の生活の中で必要とされていない物や品物を指します。全く使っていないか使用頻度が低い物。使われれる機会が少ないとは言え、全く価値が無いかと言えばそうでも無くて、廃棄物として処理する前にリユース・リサイクルが可能だということを知っておいていただきたい。不用品=廃棄物ではありません。
- 古い家具: 和タンス(着物)や婚礼タンスのような大型の家具は需要が少ないが海外輸出なら可能。時代家具やブランド家具はリユースされることがあります。
- 衣類:古着として価値の高いのはブランド品。ノーブランドでも買取りするショップは重さで査定するところがある。ウェスなどで衣類はリサイクルされるので、可燃ごみで処理はもったいない
- 家電製品:生活家電の場合、リユースが可能なのは7年が目安。ただしオーディオや無線機のようなものは故障していても査定可能な場合があるす。
- 本や雑誌:予定がない、またはすでに読み終わった本や雑誌がある場合、これらは不用品となる可能性があります。
- 装飾品: 興味を持たなくなった装飾品やインテリアアイテムは、不用品と考えられるが、これも他の誰かが見れば欲しいと思われる場合もあり、破損していなければ再利用は可能
- おもちゃや趣味の道具: 子供が成長して使わなくなったおもちゃや、趣味を変えたために使わなくなった道具などが不用品となることがあるが、これも破損していなければ再利用は可能
- 不要な文房具や日用品・生活雑貨: 生活雑貨でブランド品なら買取可能、日用品や文房具の査定は難しいが、海外輸出なら再利用が可能
リサイクルやリユース、廃棄の適切な処理方法にも配慮することが大切です。
不用品回収業者に頼むべきケース

- 大型家具や家電、物置の中身など 大量の不用品を一括で処分したい場合 は不用品回収業者がおすすめです。
- 重くて自分で運べないタンスや冷蔵庫、ベッドなどを自宅から運び出してくれるため、時間と労力を大幅に削減できます。
- また引越しや遺品整理、ゴミ屋敷の片付けのように量が多いケースでも、トラックでまとめて回収してくれるため非常に効率的です。
不用品回収業者の得意としているのは部屋からの運び出しや、大量の荷物の引取りです。限られた時間の中で不用品回収をすることが出来ます。依頼者が仕分け・分別をする必要はありません。廃棄処理だけでなく、リユース・リサイクルに力を入れているところが増えているので回収したものは最大限に再利用されることで環境にも配慮をしています。
メリット:自分で運び出しが出来ない時や大量に不用品処理する場合に向いています。1点からでも引き取りは可能
デメリット:搬出の作業費や交通費・運搬費といった処理費用がかかる。
リサイクルショップで売るべきケース

- まだ使える家具や家電、ブランド品、趣味のコレクションなどは リサイクルショップや買取業者に査定してもらうのがお得。
- 特に購入から5年以内の国内メーカー家電、ブランド家具、アウトドア用品、楽器などは高値がつくこともあります。
- まずはリサイクルショップに持ち込みや出張査定を依頼し、値段がつかなかった物を回収業者や自治体で処分するのがコツです。
中古販売を目的として不用品買取をしています。そのため再販が難しい物は回収はしてもらえません。引き取りをして欲しくても残ってしまう可能性があります。
メリット:廃棄処理する予定だったものが現金になる可能性がある。
デメリット:不用品の全てを買取してもらえない場合があるので、要らないものすべてを処理できない可能性がある。
参考
不用品回収業者に依頼をする前にリサイクルショップに査定をしてもらい、その後に回収業者に依頼をするのも方法の一つです。
自治体の粗大ゴミで十分なケース

- 家具1~2点など少量の場合は、自治体の粗大ゴミ収集に依頼する方法がもっとも安く済みます。
- 自分で指定場所に運び出す必要がありますが、数百円〜数千円の手数料で処分が可能。
- ただし収集日は決まっているので、急ぎたい場合や平日立ち会えない場合は不便です。また耐火金庫やマットレスの一部、家電リサイクル対象品(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)は自治体で回収不可なので注意が必要です。
市町村が行う粗大ゴミ収集。長さが約30センチを超えるものが粗大ゴミ・大型ごみの区分になり、申し込み制で収集が可能。少量でかつ持ち運びが自由に出来るものが向いています。1度に出せる量が決まっている自治体もあり、まとまって出せない場合があり、家財処分・引っ越し・遺品整理の時に全て処理するのに時間がかかります。
メリット:手数料が安い。1点数百円からの収集。
デメリット:運び出しは各自で行わなければいけないので、大型家具などは苦労をする。収集日を選べれない。月に1回くらい。
よくある質問(FAQ)
Q. 見積もりは無料ですか?
A. はい。ほとんどの不用品回収業者では無料で現地見積を行っています。
Q. 見積もり後に追加費用がかかることはありますか?
A. 優良な業者は見積後の追加料金がありません。必ず「見積確定後の追加なし」と確認しましょう。
Q. 家の中からの運び出しもしてくれますか?
A. はい。多くの不用品回収業者は玄関からの搬出だけでなく、部屋の中からの運び出しにも対応しています。
Q. 土日祝日や夜間でも対応してもらえますか?
A. 可能な業者が多いですが、追加料金がかかる場合があるので事前に確認してください。
Q. 売れるものがあれば買取もしてもらえますか?
A. はい。買取可能な品があれば、その場で査定し回収費用から差し引いてもらえるケースが一般的です。
不用品回収業者を利用するのは、大量の処分が必要な時や自分で運び出しが出来ないような時がおすすめとなります。特に引っ越しや家財処分、遺品整理といったケースの時が良いでしょう。価格重視であれば自治体の粗大ゴミ収集をを利用し、リユース可能な物が多いのであれば、処分の前にリサイクル業者に査定をするのがおすすめです。

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投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を15年以上の実績。これまでに累計10,000件以上の不用品回収・買取を行い、多くのお客様から信頼を得てきました。古物商許可証を取得し、法令を遵守した運営を行っております。お客様のご要望に迅速・丁寧に対応し、環境にも配慮したリサイクルの徹底を心がけています。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
当社は、川崎市を中心に横浜・東京の不用品回収や遺品整理・残置物撤去を専門とするリサイクル業者です。