悪徳業者イメージ

ぼったくり不用品回収で40万の高額請求

高額な不用品回収

今でも続く不用品回収で高額請求をする業者。どのような場合にこのようなことがおこるのか?その手口などをご紹介するとともに、被害に合わないためにはどうしたら良いのかについてもお教えしていきます。

不用品回収の費用

不用品の回収費用が高額という記事があちらこちらに出ていますが、実際のところ例えば10万円であったり50万円であったりする費用は、その作業内容によって高い安いという判断が出来ると思います。

軽トラック1台に積んで10万円と言われれば、それは高い気がします。しかし1LDK程度のお部屋を丸ごと片付け依頼をして、2名作業で2トントラック1台分で10万円と言われれば、納得も出来るのではないでしょうか?

費用と積む荷物のバランスが取れていない

高額費用を請求されたと感じるのは、依頼をした荷物の量に対して明らかにバランスの取れていない費用請求をされた時に感じれるものだといえます。

しかしそういった請求をする業者も最初は安いようなことを謳います。そして手のひらを返したように高額請求をしてくるのです。

悪徳業者の手口

  1. 先積み・
  2. 勝手に積み込みを始める
  3. 契約書にサインをさせる
  4. 後から金額を変える

先積みというのは、まだ見積もり段階で、他社との比較もしていなくて依頼をすると決めてもいないのに「今日トラック荷台が空いてますから」と荷物を積み始めてしまうことケースもあります。このようにペースを握られてしまうというのも良くありません。価格を聞かずに積ませてしまうことは危険です。

簡単な気持ちで契約書にサインをしてはいけません。作業を依頼をした場合の「最終価格」をはっきりと聞いてからサインをしなければ、後々の高額請求をされる場合があります。

例えばですが、「軽トラック積み放題14800円」といった広告で依頼をしてみて契約書にサインをしてしまった場合、実際には出したいものがそのプランで積みきれない場合に高額請求されるケースがあります。積みきれないものは「追加料金」として、当初の14800円よりもはるかに高い費用になることもあります。もし「積んでみないと分からない」と言う業者もいます。しかし予想では〇〇円~〇〇円の間になるだろうと見積もりしない業者が一番危険です。

これは一番最後に高額請求するパターンです。自分の目でみてどのくらいの量があって、いくらくらいの費用になると言わないのはそういった裏があるからです。

現地で実際に自分の目で確認をして見積もりをしているにも関わらず、最後の最後に金額を変えてくる事例もあります。追加の荷物も無く作業に変更も無ければ費用は変わることはありませんが、”難くせ”をつけて金額を吊り上げようとしてきます。こういった場合に対処するためにも見積書、もしくは金額の入った契約書というので対抗するということもできます。

引っかからないためすること

高額請求をしてくる業者に出くわさないためにはどうしたら良いのか?いくつかの例を挙げてみます。

  1. 見積もりは何社か依頼をする
  2. チラシやホームページの「見栄え」だけで判断をしない
  3. 契約をする前に作業をさせない
  4. 見積もりに来た人間の「人となり」を感じて判断をする

相場が分かりづらい不用品回収です。特に量がまとまった時の場合は金額にも大きな差が開きやすいです。1社だけではなく複数社に見積もりを聞くことで目安の金額が分かります。大きく金額がかけ離れている業者は除きましょう。

お金をかければチラシもホームページも綺麗な物は作れます。特にこの業界はそういった見た目だけでは判断するのが難しい業種とも言えます。チラシにしてもホームページにしても「会社概要」といった欄に会社の所在地などがしっかり書かれているかを確認しましょう。所在地が書かれていても、都心の1等地であったり運営は回収業者でなかったりする場合もあるので注意は必要です。身元のはっきりしない業者ほど、後で返金依頼をしたくても見つからないものです。

契約はお互いの物です。作業費用などの見積もりをしっかり出してもらった後に交わす必要があります。依頼人も不利な内容の契約にならないように事前に確認をしてからサインをしましょう。簡単にはしてはいけません。

チラシやホームページは作成する人によってどのようにも見栄えよく作ることはできますが、話し方であったり、対応といった「ひととなり」というのは簡単に繕うことはできません。実際に会ってみて、きちんと話が出来るスタッフであることや、好感が持てる人を選ぶというのは良いことでしょう。

実際にあった高額請求の事例

相談事例(東京都都センター受付分)

見積りしてから契約のはずが、どんどんトラックに積んでいって最後に高額請求

引越のため、チラシ広告の業者に電話してゴミ処分を依頼した。電話では、見積りを出すので、その額を確認してから契約すれば良いと言われていたのに、実際に積んでみないと費用は分からないと言って、軽トラック1台にテレビ、ストーブ、布団、ゴミ袋等をどんどん積んでいき、最後に27万円を請求された。支払ってしまったが、やはり納得できない。(30歳代、女性、給与生活者)

高額な料金を請求する不用品回収業者、処分業者に注意

このような場合で注意するポイント

「積んでみないと分からない」というような明確に金額を伝えることの出来ない、見積もりが出来ないような業者なら帰ってもらうことが賢明です。少しでも作業をさせてしまうと「作業費」を請求されてしまいます。

経験豊富な業者であれば荷物の量をみて見積もり金額を出すことは可能です。

東京都狛江市に寄せられた事例

高額請求狛江市事例

引っ越しをするので不用品回収をしてもらおうと、郵便受けにポスティングされていたチラシをみて回収業者に依頼をした。家電製品と家具の処分の見積もりを取ったところ、テレビとレコーダーは無料で引き取るが、残りは1立方メートルあたり5万円廃棄料で合計50万円と言われた。高額なので40万円に値引きをしてもらいアパート明け渡し当日に引き取ってもらって料金を支払ったが、あまりにも高額だと思うので一部でも返金してほしい。

【消費者注意情報】不用品の回収の依頼をしたら40万請求された

このような場合で注意するポイント

まずこの文を読んで解釈すると、「テレビとレコーダーは無料で引き取りする」とあります。恐らくこのチラシの中には「不用品無料回収」と書かれていて、それに興味を持って問い合わせをされたのではないでしょうか。いわゆる”釣り”の広告です。何が無料で引き取りするか書かれてはいないものはあまり信用してはいけません。

そして1立方メートルあたり5万円の廃棄料というのは超高額。50万円の請求となれば10立法メートルということになりますが、トラックのサイズで言うと、箱型の2トントラック1台です。値引きをしてもこれでこの金額は法外です。

しかし依頼者は見積もりとアパート明け渡し日が別日だと推測が出来ます。この時点で他社にも見積もりを取っていればこのようなことは避けられたかもしれません。しかしこのような業者は「どこの業者も同じようなもの」と恫喝まがいに言ってくるかもしれません。ですが、ちょっとあり得ない金額と思われたのであれば一度冷静になって業者探しをすべきでした。後はお部屋の引き渡しのような期日が決まっている場合は余裕を持って整理を始めることが大切です。

弊社に相談があったケース

あるお客様からお電話をいただきました。お話を聞くと、2トントラックに積み込みをしてどのくらいまで積んだらいくらくらいの費用がかかるものか知りたいといった内容でした。

弊社の「2トントラックパック」を例に挙げてお話をしたところ、「おたくに依頼をすれば良かった…」との返答でした。

依頼のためにお電話されているのかと思っていたので、最初は理解が出来ませんでした。しかし聞くところによると、すでに他社と契約をしてしまったとのことです。

その金額が「高額」だと感じて、その費用が相場なのかを知りたくて弊社に電話をされてきたようでした。

その会社の積み込みは2トントラックの平ボディー(屋根のないトラック)に来て、「聞いている量よりも多いから、全部を積むと25万かかる」とのこと。

トラック数台分と作業員が何人もくるような作業ならあり得ますが、そのお方もさすがに高いと思ったようで、これには私どもが聞いても高いと思いました。弊社の場合でしたらトラック2.5台分の費用です。そして積める量も少ない。

なぜこの方もそこを断らなかったのでしょうか?それは契約書にサインをしてしまったからでした。そしてもう積み込みの作業を勝手に始めてしまったようで、「もうしょうがない」と諦めのようでした。

このような状態になってから、私共が口をはさむわけにもいけませんので、この方とはここで電話を切ることになりました。とても残念なケースですね。もっと他にも聞いていればこんなことにはなっていなかったと思います。

このケースでの注意点を挙げてみます。

  1. 作業には余裕を持って事前に複数社に依頼をする
  2. 費用に納得いかない状況で作業を始めさせない。
  3. 「無料で持っていきますから」など甘い言葉で荷物を積ませててはいけません。

時間が無い状況だと正確な判断が出来なくなります。片付けの作業日程に余裕があれば、きちんとした「相場」を知ることもできます。

そして業者には作業を勝手に始めさせないということも大切です。悪徳業者は「作業費がかかる」「処分費がかかった」など既成事実を作り、弱みに付け込んできます。

契約書にサインをしたから断るのは申し訳ない…という人の優しい心にも付け込んできます。契約をする前にはキャンセルについても確認されることをお勧めいたします。

中間処理業者の費用目安

中間処理とはいわゆるゴミ処分場のことです。業者が積んだ荷物を下ろしに行くのですが、そこでの費用はどのくらいで取引されているのかをご紹介します。

処理費用は量、もしくは重さで決まる場合が多いです。内容物にもよりますが1立米(1立方メートル)で12000円~15000円程度。2トントラックの平ボディに通場合には約6立米~7立米くらいになります。仮に1立米12000円で7立米を積んだ場合の費用は84000円です。

上に書いた事例で考えた場合でも250000円の請求で約16万円の儲けとなってしまいます。これが適正と考えるのはきっと少ないことでしょうね。

そして不用品の場合は「すべてがゴミ」というわけではありません。必ずリサイクル出来るものが含まれていますから、7立米積んだ場合にごみ処理費用が絶対84000円かかるわけではありません。(それを考えるとこの業者の儲けはさらに増えてしまうと想像が出来ます。)

リサイクルをしようとしない業者は危ない

引取りをする不用品をすべてゴミ処理扱いにしようとする業者は高額になる可能性があります。リサイクルのノウハウがある業者であればかからないはずの費用がかかったりするからです。

あれもこれもと処理費用がかかり、トータルの費用が高額になりやすいです。

どんな業者を選べば良いのか?

ポストを除くと今でも多くの不用品回収のチラシが入っていたりします。すべてが悪い業者というわけではありませんが、まずは所在地の確認をするということです。自分の住まいから離れた場所の業者からのチラシというのは過去の事例からするとあまりお薦めはいたしません。やはり地域の業者で身元が確認できるお店が良いです。

インターネットの場合は、IT会社運営のサイト経由からの場合とサイトを自社運営している場合があります。IT会社経由の場合ですと、実務を行う回収業者の素性がはっきりしない場合がよくあります。しかし最近は金額を明確に謳っているところもあるので。本当にその金額で、どのくらいんの荷物を引き取りしてくれるのかを説明してくれるのであれば良いでしょう。うまく答えられないようなところは警戒した方が良いです。

サイトを自社運営しているところは直営ということですから、見積もりの対応や相談、クレームまで一貫して対応してくれるというメリットもあります。よくある「たらい回し」にされないということです。大規模に行っているところに比べも価格も高いというわけでもありません。だたし対応しているエリアが狭いといったデメリットはあります。

【関連記事】

回収業者のサイト見分け方

不用品回収業者の選び方と見分け方をお教えいたします

まとめ

現在はチラシやインターネットなどを合わせると数多くの不用品回収業者がいます。しかし残念ながらその中には高額請求をする心無い業者が存在するのも確かです。

そういった業者に引っかからないためには、「見極め」が大切です。見た目の良さや、金額の安さだけにとらわれてはいけません。見積もりをとるときにも、「人となり」を見て判断をしましょう。態度が悪かったり、言葉遣いが出来ていない業者、茶髪やだらしのない恰好というのもその人を表します。

見積もりに関しては「積んでみないと分からない」というような曖昧なことしか言わない業者は注意が必要です。

しっかりとした業者であれば、積み荷の量も見ておおよその判断が出来ます。そして見積もりの金額も出せます。

見積もりの金額から、後になって変動しないかの確認をしてから依頼・契約へと進みましょう。安易に契約(サイン)をしてしまうことは後の高額請求へとつながってしまいます。