家財道具で売れるものとはどんなもの?

引越しのタイミングや住宅の売買などで家の中にあるものをゴミとして処分するのではなく、有益に利用したいとは誰しもが思うことでしょう。

ただどんなものがどの位の価格で売れるのかが分からない。やみくもに売りに歩いても結局売れ残ってしまってはくたびれ損になってしまいます。

ここではどの様なものが中古品の業界で売買されているのかを分かりやすくご紹介していきます。

家財道具




どんなものが家財品で売れているのか

家財品の中で何をどの様に売ればよいのか、まずはここがポイントになります。最近は「ゴミが売れる」「不用品の中からお宝」といったキャッチコピーもよく見かけますが、実際の話はどんなものでも売れるというわけではありません。売れるものにはそれなりに決まった法則があるんです。

グラフ

中古で売れるものの法則

  • 新しい商品
  • ニーズのあるもの
  • 希少性のあるもの
  • ブランド品・作家性のあるもの

中古の商品として並んでいる中で、製造年の新しいものというのは人目を引きます。特に年式にこだわるのは家電製品。高年式の家電製品は特に人気です。使用頻度が少ない、汚れや傷も少ないものも多いですし、機能も最新に近いものがありますから、こういったものは売却するときには評価が高くなります。ただし家電製品では新しいものが好まれる傾向ですが、全てのもので新しいものが評価されるばかりではありません。

どれだけ新しくても「ニーズ」が無ければ需要は生まれてきません。中古としては好まれないものというのがありまして、どれだけ新しくてもなかなか売れないものというのはあるんです。例えばですが「座卓」であったり「ガラステーブル」というものがそうです。これは時代的な流行というものもあります。あとは人気の度合いです。これが一番重要です。人気が無ければどれだけ新しくても中古品としては売れません。

世の中に存在するもので「数の少ないもの」というのは人気があります。そして少ないことで価値が生まれます。例えば限定品の様なものがそうです。まだ新しい限定品の場合は人気が出ていない場合は価値が生まれず、プレミア価格にはなりません。ある程度の期間を経て人気と共に価値は上昇します。限定の商品でなくても「トミカ」のようなミニカーでも一つで数千円にまで価格が上昇しているものもありますから。

誰が作ったものかのか?それが分かるものも価値に繋がります。「無印」のデザインの良いものは多くありますが、しかしそれは中古品としての価値に繋がるものではありません。中古としての価値を上げるものとしては「ブランド」であったり「作家・銘」といったものです。”カッシーナ”や”ドマーニ”のようなブランド家具の場合は新品の価格が非常に高いです。簡単に手を出せる価格帯ではないため、そういったものが中古品として出てきたら欲しがるユーザーは多いはずです。

家具以外でもエルメスであったりヴィトンといったブランドも同じです。そしてブランド以外に価値がつきやすいのが「作家・銘」です。これは絵画であったり、職人技術を要する伝統工芸品に多いです。

おおよそこのような法則で中古品としての需要や人気によって価値が出るわけです。

売れるもののジャンル別

分かりやすいようにジャンル別に売れるものをまとめてみました。この他にも売れるものはありますが、おおよその売れ筋になる物のピックアップです。

冷蔵庫洗濯機

家電品

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・レンジ・掃除機・といった物が中古では人気です。年式で言えば3年以内のものできちんと動作をして、傷が少ないもの。年式が新しくても汚れが酷かったり、洗濯機の場合はベランダなど外使用のものは経年劣化がある場合は売れないこともあります。

メーカーとしては日本製のものが評価が高いです。ハイアールやLGといった中国製や韓国製のものは新品の価格が低いことで、中古品での買取価格も低い傾向です。

家具

リサイクルショップなどで出張買取をしているところは大体がブランド家具・有名メーカー家具が対象にしていることが多いです。破損など家具として機能しないものは買取できないのが一般的です。

組み立て家具で有名なメーカーがいくつかありますが、リサイクルショップでは買取しないところが多いのが実情です。良くて無料引き取りといったところでしょう。

ヤフオク家具

出品されているものは有名なブランドが多く、そういったものだと入札も入り価格も上がりやすい傾向です。

https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=%E5%AE%B6%E5%85%B7&x=0&y=0&fixed=0

雑貨

お皿やコーヒーカップといったものや、西洋アンティーク品といったものは売れます。しかしこれらもブランドが大事です。「ノリタケ」や「マイセン」といったブランドでなければ中古売買は難しいです。100均など食器は山ほど簡単に手に入る時代ですから、きちんとした価値のあるものでなければ売れません。

ヤフオク食器

https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?p=%E9%A3%9F%E5%99%A8&auccat=42173%2C2084024008%2C23632&va=%E9%A3%9F%E5%99%A8&aucmaxprice=44999&exflg=1&b=1&n=50&s1=score2&o1=a&rewrite_category=1

骨董品

骨董品を売るにはそれなりのハードルがあります。一歩間違えれば「ただ古いだけ」にしかならず、全く売れないものも存在するからです。似たようなものであっても売れるものと売れないものがあります。自分で売るには非常に難しいジャンルであり、一概に何が売れるとも言えないものでもあるのです。しかし分からないからといってゴミにするものでもありません。テレビや冷蔵庫といったものは決まった価値で取引されますが、骨董品の場合は未知数です。一つで数十万や数百万するものもあります。しかしそういったものは中々見つかりはしないからこそ価値が上がるわけです。目利きのできるところへ売却されるのが良いでしょう。

オーディオ機器

オーディオファンというのは今ではニッチな存在ですが、しかしマニアとしては熱いです。「新しいもの」が売れるというよりも、「良いものが売れる」のがオーディオの特徴です。見かけは古くて(何十年も前の製品)も機種がハイグレードのものの場合は中古としてもすぐ売れることが多いのです。

それが故障をしていたり、パーツだけであっても売れるものはあります。一方最新のデジタルでコンパクトなオーディオ。これはオーディオファンはあまり関心はありません。こういった機器で海外製品のものですと新しいものでもあまり売れません。なぜ売れないかというと、どこにでも安く買えますし、「希少性」がないからです。

古くてもハイエンドなモデルのオーディオというのが売るポイントです。

PC機器

パソコンを中古で売る場合に一番重要なのは何でしょうか?メーカー?購入した時の価格?スペック?正解は「OS」です。いくらハイスペックであっても古いOSであればどうにもなりません。そして昔のハイスペックは最新の平凡な機種よりも劣る場合もあります。

なぜOSが重要なのかというと、セキュリティなどのサーポートが終了していたり、終了間近だったりするからです。インターネットを使う限り、セキュリティというのは大切なことです。しっかりとガードをしなければいけません。よりセキュリティの高いパソコンが選ばれるのは当然のことです。中古で売る場合には、最新のOS、もしくは一つ前くらいのものでしたら売ることはできるでしょう。そしてもう一つ重要なことことして、端末を売却する前には中のデータを必ず消去することです。パソコンの中には色々なデータが保存されています。中にはクレジットカードで買ったときのカード情報など。そういったものが流出しないようにするためにも必ず「初期化」をするようにしましょう。

もしそういったことがわからなければ無理に売却をするのは止めておいたほうが良いかも知れません。

趣味性の高いもの

中古品のなかで一番売りやすいものというのが趣味性の高いものです。コレクターなどは常に何か出ていないかをチェックしています。同じように購入したい人もいますから、こういったものがオークションに出品されると「競り合う」わけです。この様に競ることで価格が予想以上に高くなるわけですね。

人気が出そうなものをメルカリのような「フリマ」形態で売ってしまうと決まった価格にしかなりません。しかしヤフオクのオークション形式であれば、人気のあるものであれば1円で出品したとしても数万円や数十万円になるものだってあります。(1円で出品するのは注目を集めるためのテクニックです)

趣味性の高いものとして挙げるとこういったものがあります。

  • フィギュア・おもちゃ
  • 模型・ミニチュアカー
  • モデルガン
  • カメラ
  • コレクション
  • レコード

フィギュアは古いもので数の少なく、人気のキャラクターの場合は高値になる傾向です。新しいものでも新品が高額な商品や限定といったものであれば必ずといっていいほど買い手はつきます。

鉄道模型も多くのファンがいます。NゲージやHOゲージといったものがありますが、これはサイズの違いがあります。HOゲージのほうが大きく、販売価格は高め。車体だけでなく線路や付属のものも売れます。ミニチュアカーもサイズの大きなもので精巧なものは人気です。1/18 1/24といった感じでサイズが記載してあります。「トミカ」のようなものでも赤箱・黒箱・青箱といったものの中にはお宝になるようなものも混ざっているので、トミカだからとバカにしないほうがよいです。

モデルガンは人気のあるアイテムで売れる商品ですが、販売は慎重にしなければいけません。ある意味危険なものにもなるからです。年齢の対象にも制限があります。そして中には売ってはいけないものもありますから注意しましょう。価格はスペックやどれだけ精巧に作られているのかによっても違ってきます。

カメラには種類が色々あります。一眼レフであったり、デジタルカメラといったように。カメラの中古で人気があるのはやはり一眼レフ。そしてメーカーによっても人気が異なります。日本メーカーでキャノンやニコンのような有名どころや、海外のものではライカやハッセルブラッドやローライフレックスなどメーカーは人気です。二眼や中型機など。

そして本体よりもレンズも高価であり、価値は高いです。きちんと保管されているものの美品のものは大変人気です。

人によってコレクションというのは様々で、思いもよらぬものを集めていたりすることがあります。一般の人からすれば理解できないような価格で取引されるものもあります。例えば使用済みの「キップ」もそうでしょう。しかしコレクターからすれば手に入ることの無い「絶版」の品なわけですから、見つかれば買わずには入られないわけなんです。こういしたアイテムを見つけて売るというのは一般の人には少し難易度が高いかも知れませんね。

レコードプレーヤーを持っている人の数も減ってきてはいますが、全くいないわけではありません。中には「レコードが良い」という人はいます。家の中で処分されずに生き残っていたレコードも結構あるのですが、しかし全てが売れるわけでもないのです。あるジャンルのものであれば販売も出来ます。それは「ジャズ」です。ジャズファンはニッチですが、こまめにコレクションしているフリークでもあります。もしジャズのレコードがまとまって出てきたら販売可能です。それ以外のジャンルは?といわれると、クラッシックや歌謡曲というのはほとんど売れないのが現実です。売れても小額といったところです。

どこで売ればよいのか

家の中から出てきた不用品をどこでどのように売るのかによっても価格に差が出ます。それぞれの得意分野であったり、持ち運びの手間を考えていくつかご紹介していきます。

リサイクルショップ

ショップ

リサイクルショップでは主に白物家電と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機をはじめ、電子レンジやテレビなどの家電品のほか家具など一般的な生活必需品が買取の対象となります。最近では幅広いジャンルで洋服や雑貨といったものも取り扱っている店舗もありますが、肝心の買取でしっかりとした価格になるものというのは家電品などが中心になります。

雑貨や洋服や本のようなものだけを持って行っても「大した金額にならなかった…」となることも多いようです。

質屋

質屋さんで高く売れるようなものというと、「時計」や「ブランド系」のものです。質屋さんでは家電品や家具といったものは取り扱うところはほぼありません。このような細かなもので、真贋が必要なものの買取を得意にしているところが多いです。高級時計やブランド品は商品としては”鉄板”ですから、良い在庫であればすぐに売れる商品です。ですから多少利幅を落としてもお店としては欲しいものですから、買取の金額も頑張ってくれるところが多いです。

ちなみに広告宣伝や派手な看板を出しているところが全てではありません。街の中にある古くから(きちんと)営んでいる質屋さんのほうがよっぽど高い買取になる場合があります。広告宣伝費にお金をいっぱいかけないので、買取金額に使えるということもあるのでしょう。比較して聞いてみるとよく分かります。

専門店

買取といっても何かに特化した買取店があります。例えば時計・貴金属・刀剣といったものです。時計といってもロレックスやオメガのような高級ブランド専門。故障していたりのジャンク品でも買取してくれるショップもあるので、そういったものをお持ちの方にはメリットありますね。

刀剣は銃刀法に引っかかるものではなくいわゆる美術品の扱いのものです。売買は可能ではありますが、「登録書」が無ければいけません。こういったものの取り扱いは一般のショップでは買取を行っていない場合が多く専門店に売却されることをお勧めいたします。

あとは貴金属の売買ですが、ブランド品なんかと一緒に買取をしているお店なども最近は多いですが、おすすめとしては貴金属だけを専門で扱っているところです。そして例え「K18」のような刻印がなくてもX線検査や試金石といったもので鑑定してくれるようなショップは優秀で、買取の価格も高い場合があります。一つ一つが小さなものですが、価値のあるものなのでしっかりしたお店選びが重要です。

ジュエリー

検査方法 真贋見極め

金の真贋を見極める方法は、昔は試金石や比重の確認、現代は蛍光X線検査等の方法があります。
時代劇でよく悪徳商人が小判を歯でかじって本物か偽物かを確認するシーンが出て来ます。
これはあくどさを演出しているだけではなく、シンプルで合理的な方法です。

純度が高ければ柔らかいので、いつも小判を噛んで真贋を確認している人であれば感触で高純度かどうかが判ります。
しかし衛生的な問題と歯形が残ります。
例えご自分の品で綺麗に洗浄してあったとしても、現代の合金は、人体に有害だったりアレルギー反応を起こす金属が素材に使われているケースもありえます。

現在一般的なツールを使った見極め方法は下記になります。
どの方法も一長一短があり、結果に100%の保証はありません。

幾つかの方法を組み合わせたり、時代劇の中の商人のように独自の方法を構築している先人もいます。

https://www.net-japan.co.jp/contents/imitation/post_17.html

出張買取業者

ガッツポーズ男性

昔は持ち込みで買取してもらうのが一般的でしたが、最近では「出張買取」が増えつつあります。これの一番のメリットは手間がかからないということです。車を持っていない人や、女性の方にもとっても便利です。

買取しているジャンルとしては家財道具全般。そしてその他には模型やミニチュアカーやフィギュアや、書道具・茶道具・美術道具・香炉・美術品・など総合的に買取を行うところもあります。

「何が売れるのか分からない」とりあえず売れそうなものを見て欲しいという方には良いですね。家財処分の前や遺品整理の前にされることをお勧めいたします。

自分で売る方法

フリマアプリ

最近は「フリマアプリ」というのがあるので自分で売ることも可能ではあります。メルカリやヤフオクなんかがそうです。自分で売ることが出来れば一番高いのは間違いありません。しかし良いことばかりでもなく面倒なことだってもちろんあります。

競り

自分で売るために超えなければいけないハードル

自分で売ることで価格を高くするにはショップの人たちが行っているようなことと同じ手間をかけなければいけません。ショップの人たちが何をどのようにして販売しているのかも挙げてみます。

  • 販売するものの清掃
  • 写真写りの良い場所での撮影
  • フリマアプリで商品の出品後にきちんとした説明文を書く
  • 商品が落札されたら梱包と発送を確実にする

商品として販売するのであれば綺麗に清掃をしなければいけません。きちんと磨くことで写真にもそれは影響します。

背景に白の布地などを使い撮影すると被写体のものがより良く写ります。綺麗な写真だと当然入札にも影響します。ワンランクよいものに見えるほうが結果高くなることがあります。

メルカリやヤフオクに出品する場合は「説明文」をきちんと書く必要があります。商品について”状態”や傷”や、動くものなら”動作状態”、その他”購入時期”や”使用期間”というのも書いたりします。こういったことをきちんと書かないと購入者は入札してくれません。

無事に落札がされたら商品を発送しなければいけません。発送するためには梱包をしなければいけないのですが、緩衝材(いわゆるプチプチです)やそれが入るダンボールや巻きダンボールを用意します。丁寧に梱包しないと”評価”が悪くされることも希にあります。悪い評価が入ると次の出品にも影響が出るので、あまり雑な梱包はされないほうが良いです。

いかがですか?結構面倒だと思いませんか?この作業をするとなると1日に出品できるのは数点でかなりの労働力だと思います。「それでも高く売りたい」という方は是非チャレンジしてみてください。

まとめ

家の中の家財品を中古として売る場合に、どんなものでも売れるとは言えません。中古で売れるものというのは「希少性」「ブランド・作家」やそして一番重要なのが、ニーズのあるものかどうかというところですから。

売れる商品であればどのようなところに売ればよいのかの見極め、適材適所に売却されるのが良いでしょう。もしくはヤフオクやメルカリのアプリを使えば自分でも販売は可能です。しかし業者が行っているようなことをしなければいけません。面倒であっても高く売りたい方にはおすすめです。




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