木材処分を無料でする方法、不用品回収業者に依頼したメリットとは?

木材を不用品回収業者に依頼することもできますが、燃えるゴミや普通ごみや粗大ごみとして収集に出すこともできます。処理方法はどれが一番ベストなのか、その状況に応じてより良い処分方法の参考になるようなご説明をしていきます。
木材の捨て方、処分の方法
DIYで使用した木材の廃材などが時折出てきたりしますが、このような木材を処分をするにはいくつかの方法があります。
- 燃えるゴミ・普通ごみとして処理
- 長さが30センチを超える場合には粗大ゴミとして処理
- 回収業者に依頼をして引き取り
排出する時の状況によっても処理の仕方が変わります。
木材を無料で処分するには燃えるゴミ、普通ごみで木材を処理
お住まいの自治体によっても、ルールが異なりますが、30センチから50センチにカットした木材であれば「可燃ごみ」「燃えるゴミ」「普通ごみ」として処理が出来ます。30センチを超えるものでもノコギリなどでカットして、30センチ以内にして束にすれば「燃えるゴミ」「普通ごみ」として出せます。手間は少しかけることでお金の負担は無くなります。
枝木を打ち落とした場合も同様にカットして出せます。
地域 | 状態 |
川崎市 | 長さ50センチ未満、太さ10センチ未満、それらを小さく束ねて、一回で3束が目安。 |
横浜市 | 枝の長さは 50cm未満であれば燃えるゴミとして処理が可能。そして1回で処理できる量は、おおよそ 2 ~3 束程度です。 |
東京都 | 板は30センチ角まで、棒状のものは50センチ未満が目安。3束程度が目安 |
可能であれば出来る限りカットして可燃ごみとして出して、粗大ゴミにしない方がコストがかかりません。
ただ手曳きのノコギリで何本も30センチで刻むというのはかなり労力がいることは間違いありません。その場合は電動ノコギリがあると非常に便利です。簡単に切れます。ヒノキや杉の木で乾燥しているものだと切れやすいですが、生木のような水分を含んでいるものは切りにくいです。
庭の木の枝打ちしたものの場合は剪定ノコギリ(コンパクトなタイプ)で切る方がやりやすいです。
木材の処分費用は粗大ごみがお得
木材や木で長さ50センチ超えるものは粗大ごみとして処理することが出来ます。申し込み制による有料での収集です。申し込みは粗大ごみセンターへ電話、もしくはインターネットから可能です。
川崎市の場合は、木刀・角材・幹・丸太は5本で一組の扱いになります。手数料は最長辺の長さによって500円~1000円と異なります。
処分の費用
木材の処分は費用の面では行政の粗大ごみ収集が一番お得です。一部地域別の例で手数料をご紹介します。
地域 | 手数料 |
横浜市 | 200円 |
川崎市 | 最長辺が50センチ~180センチの場合は500円 |
川崎市 | 最長辺が180センチを超える場合は1000円 |
東京都 | 300円~ |
処分までの流れ
粗大ごみの収集は申し込み制です。受付を済ませた後にはっきりと金額が分かった後で粗大ごみシールを買うようにしましょう。(払いも戻しはありません)
粗大ごみセンターへ申し込み
電話かインターネットで受付をします。手数料・収集日を教えてもらえます。受付番号が分かるので控えておきましょう。
粗大ごみ処理券の購入
受付時に聞いた手数料分の粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入します。
収集
粗大ごみ処理券に「受付番号」「氏名」「収集日」を記載して職員が見える位置に貼ります。
収集日、終了
朝の8時までに指定の場所に出します。立ち合いなどは必要ありません。
プロセスはいたって簡単です。特に難しいことはありません。
デメリットはあるのか?
本数が多い場合は、束として扱ってもらえない場合はそれぞれに粗大ゴミ処理券が必要になってしまうため、コストがかかりかかってしまいます。
事業所からの木材は出すことが出来ません
会社や事業所からの木材は粗大ゴミでは自治体では収集は出来ません。事業を伴って出た木材は回収業者に依頼をして引き取りをしてもらいましょう。
リサイクルショップで売れるのか?
「材木の買取」を行っている業者もあります。主に建築で使われるような材木、対象となるものは倉庫に眠ったままで使われていない未使用品のストックだったりします。少量ではなく束になった物が対象になります。少量や使いかけの木であったり、木っ端は売ることは難しいです。
建材の買取り
もし未使用の建材の木材なら買取をしているリサイクルショップがあります。「建材買取」と調べてみましょう。取り扱いをしているショプの数が少ないので、場所によっては見つけにくい場合があるかもしれません。持ち込みであれば査定可能です。
古木の買取
古民家解体から出る古木なら売れるケースもあります。廃材を利用してアンティークなデザインの店舗やインテリアに使われるケースもあり、需要もそれなりにあります。
無垢の木なら売れる可能性あります
木にも種類はあって、希少性の高いものやテーブルの天板に使われる1枚板の無垢の木なら売れる場合もあります。檜や欅といった木は価値が高め。唐木や花梨の天板などは状態によってヤフオクやメルカリなどで高値で売れる場合もあります。しかし配送料が高かったり、デザインがお部屋に合わないなどの理由から、需要もそこまで多くないので、売れるまでにはそれなりに時間がかかりそうなアイテムでもあります。
不用品回収業者の木材の引取り

不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。
引き取りの費用
不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。そして粗大ごみとは違って集団収集ではありませんから、スポットで回収に行くことによる交通費がかかります。〇〇の場合ですと単価としては〇〇円程度ですが、作業費・交通費を含めると1回収あたり〇〇〇円~〇〇〇円は費用としてかかってしまいます。会社によっては料金設定が大きく異なるので、事前に見積もりをすることをおすすめいたします。
回収業者に依頼するメリットとは
木材の場合には、DIYで残ったものや、家具などをバラシて置いたままのものがあったりしますが、これらをカットして可燃ごみにするのは中々大変な作業であります。手引のノコギリで全てをカットはかなりの労力ですし、「丸ノコ」のような電動工具を使っても手間はかかります。そして、カットすることにより大量に膨れ上がった木も、可燃ごみに出す場合には束にして3つくらいずつしか出せないということです。日にちを分けて出すことになるとかなりの日数がかかってしまいますね。
そんな時に回収業者であれば、手早く時短で、さらに運び出しも心配なく処理することが可能だというのが最大のメリットです。
木材の処理とリサイクル
引取りされる木材は、中間処理施設に持ち込みすることでチップにされて「製紙用チップ」「燃料用木材チップ」「敷料用ダスト」として使われています。製紙用チップから製紙が作られ、燃料用木材チップはバイオマス発電所の燃料として使われます。敷料用ダストは家畜の牛舎の敷料に使われます。木材廃棄物リサイクルのフロー
回収業者が集める木材は、このようにリサイクルの一環を担うお手伝いをしていることになります。
横浜・川崎・東京で木材の回収

東京都:板橋区・ 大田区 ・ 品川区 ・杉並区・ 世田谷区・文京区・目黒区・狛江市・稲城市
川崎市:川崎区・幸区・中原区・宮前区・高津区・多摩区・麻生区
横浜市:鶴見区・神奈川区・金沢区・西区・中区・南区・港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区・都筑区・戸塚区・泉区
記載の無い地域でも対応できる場合があります。お問い合わせください。

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投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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