ぼったくり不用品回収で40万の高額請求事例と対策

- 1. 不用品回収が高額になる理由
- 1.1. 費用と積む荷物のバランス
- 1.2. 中間処理業者にかかる費用
- 2. 不用品回収業者はぼったくりなのか?
- 2.1. ぼったくり悪徳業者の手口
- 3. 実際にあった高額請求・ぼったくり事例
- 3.1. 相談事例(東京都都センター受付分)
- 3.2. 東京都や愛知県でのトラブル事例
- 3.3. 弊社に相談があったケース
- 4. ぼったくり業者の特徴と見分け方
- 4.1. 悪質業者のよくある特徴
- 4.2. 安心できる業者を見極めるポイント
- 4.3. リユース・リサイクルのノウハウがない業者は高額になりやすい
- 4.4. ネット検索にいる不用品回収のぼったくり業者
- 4.5. 不用品回収を価格重視で選ぶ落とし穴
- 5. どんな不用品回収業者を選べば良いのか?
- 5.1. 会社情報はホームページで確認
- 5.2. 許認可番号の有無
- 5.3. 法人で登記している会社
- 5.4. 所在地が明記されている会社
- 5.5. 直営の会社
- 5.6. まとめ
- 5.7. お問い合わせ
不用品回収が高額になる理由
不用品回収の費用は、単に「回収する量」によって決まるわけではありません。実際には運搬や処理、作業人員の数、さらには中間処理や最終処分にかかる費用まで含まれるため、想像より高額になるケースが多いのです。
まず、回収する物量が多いほど当然コストは上がります。軽トラック1台分で済む量なら数万円で済むことが多いですが、2トントラックや複数台が必要になると10万円、20万円と膨らみます。さらに家屋の中から搬出する場合、階段作業や分解作業が発生すれば作業員の増員や追加時間が必要になり、その分の人件費が加算されます。
また、回収した不用品は一度業者の倉庫やヤードで仕分けされ、再利用できるものはリサイクル、再利用できないものは処理場へ運ばれます。この中間処理や最終処分費用は、実は見えにくい部分ですが、業者が必ず負担しているコストです。これらを含めて初めて適正価格と言えるのです。
しかし中には、本来の作業量や処分費用以上に高額な見積もりを提示する悪徳業者も存在します。特に訪問後に荷物を積み終わってから高額請求をするケースは典型的なぼったくり手口です。
不用品回収は「どれだけの物を・どの場所から・どのように運び出し・どう処分するか」で大きく費用が変わります。高額になる理由を理解しておくことで、相場からかけ離れた料金を提示する業者を見抜くことができます。
費用と積む荷物のバランス
不用品回収の費用は「積む荷物の量」と密接に関係しています。例えば、軽トラックに積める量で済めばおおよそ2~4万円程度で済むケースが多いですが、トラック1台に無理に詰め込もうとすると積載オーバーで追加車両が必要になることも。結果的に2台分の料金がかかり、思った以上に高額になることがあります。
また、家具や家電を多くまとめて処分したいときも注意が必要です。大きなタンスや冷蔵庫、ベッドマットレスなどはかさばりやすく、積載効率が悪くなるため、見た目以上にすぐトラックが一杯になります。
こうした「どれだけ積めるか」の目安を把握しないまま依頼すると、「予定より多くなったのでトラック追加です」とその場で高額請求されるリスクがあります。事前に業者へしっかりと見積りしてもらい、量に見合った適正なプランを提案してもらうことが大切です。
中間処理業者にかかる費用
回収された不用品はそのままゴミ処理場へ持ち込まれるわけではなく、多くの場合、中間処理業者へ運ばれます。中間処理業者とは、回収された家具や家電、生活雑貨を分別し、リサイクルできるものと最終処分するものに仕分ける専門業者のことです。
この中間処理で発生する費用は、回収業者が必ず負担しており、見積もり料金に含まれています。例えば、金属や木材、プラスチックなど素材ごとに解体・分別する作業や、その後のリサイクル・廃棄処分にかかる費用です。これが不用品回収費用の大きな割合を占めるため、処分量が多いと処理費用だけで数万円規模になることも珍しくありません。
中間処理をきちんと行う業者は環境への配慮や法令遵守を徹底しており、逆に極端に安い業者は不法投棄のリスクもあります。価格だけでなく「どのように処理するか」も確認しておくことで、安心して任せられる業者かどうかを見極められます。
不用品回収業者はぼったくりなのか?
「不用品回収業者はぼったくりなのでは?」と不安に思う方は少なくありません。実際、一部には悪質な業者が存在し、そうしたトラブルが後を絶たないのが現状です。
悪質な業者の中には、「無料回収」や「高価買取」といった都合のよい言葉で利用者を引きつけ、いざ訪問すると事前に説明のなかった追加料金を請求してくるケースがあります。作業後に「これだけの荷物を運んだから」と高額な料金を突きつけ、断ると「自分で荷物を降ろしてくれ」と言われたり、作業だけの費用を強引に請求されるといったトラブルも少なくありません。
こうした被害を防ぐためには、契約前に必ず見積書をもらい、追加料金が発生する可能性や作業範囲をしっかり確認しておくことが大切です。また、許可番号の提示や所在地が明確な会社かどうかも、信頼できる業者を見極めるポイントになります。
ぼったくり悪徳業者の手口
不用品回収で「ぼったくりだ」と感じる多くのケースは、最初は安いと思って依頼したのに、実際には聞いていた以上に高額な請求を受けるパターンです。特に以下のような手口には注意が必要です。
- 先積み:正式に依頼を決めていないのに「今トラックが空いているので」と勝手に荷物を積み始める。
- 勝手に積み込み:見積もりも終わっていないのに作業を始め、断りにくくさせる。
- 契約書に安易にサインをさせる:十分な説明をしないままサインをさせ、後で「契約したから」と高額請求。
- 後から金額を変える:見積もり後にも関わらず「やっぱり追加が必要」と言って金額を上げる。
- 聞いていなかった費用を後から加える:作業後に追加費用を請求し、断りにくい状況を作る。
例えば「軽トラック積み放題14,800円」といった広告に安心して依頼しても、実際には積みきれず追加料金を請求されることがあります。「積んでみないと分からない」という業者は特に注意が必要です。
また、見た目が強面だったり強い口調で迫られると、断れない人も多いでしょう。口コミや評判を事前に確認することも大切です。
ぼったくり被害を防ぐためには、
- 必ず複数社に見積もりを依頼する
- チラシやホームページの見た目だけで選ばない
- 契約前に作業をさせない
- 実際に会ったときの対応や話し方、人柄を見て判断する
といった点を意識しましょう。
不用品回収は量がまとまると金額差が大きくなります。見積書や契約内容をしっかり確認し、安易にサインしないことが大切です。直接会った時の誠実な対応も、業者選びの重要なポイントです。
不用品回収で5万円や10万円は高いのか?
不用品回収は行政の粗大ゴミ収集とは異なり、「運び出し」や「仕分け・分別」などの作業費が含まれるため、どうしても費用は高くなります。5万円や10万円を支払ったとして、それが高いと感じるか適正だと思えるかは、荷物の量や作業内容によります。
例えば、数点だけの少量で5万円や10万円を請求されたなら高いと感じるでしょう。しかし、2トントラック1台分を積み込む量だったり、作業員が複数名で階段作業やロープでの吊り下ろしなどが必要な場合は、その金額も妥当と言えます。つまり、作業内容に対して納得できるかが重要です。
また、行政の粗大ゴミのように数百円で済むものとは違い、回収業者に頼む場合は少量でも1回あたり5,000円〜1万円程度はかかると考えておきましょう。
中間処理業者の費用目安
回収業者が積んだ不用品は、最終的に中間処理業者(いわゆるゴミ処分場)へ持ち込まれます。処理費用は主に量や重さで決まり、内容物にもよりますが、一般的には1立米あたり12,000~15,000円程度が相場です。
例えば2トントラックの平ボディには約6~7立米積めるため、1立米12,000円で計算すると7立米で約84,000円の処理費用となります。
これに対し回収費用として25万円を請求された場合、差額は約16万円。かなり高い利益率となり、これを適正だと感じる人は少ないでしょう。
ただし、すべてがゴミというわけではなく、多くの場合リサイクルできる品が含まれています。つまり実際の処理費用はもっと安く済むため、業者の利益はさらに大きい可能性があります。
実際にあった高額請求・ぼったくり事例
相談事例(東京都都センター受付分)
見積りしてから契約のはずが、どんどんトラックに積んでいって最後に高額請求
引越のため、チラシ広告の業者に電話してゴミ処分を依頼した。電話では、見積りを出すので、その額を確認してから契約すれば良いと言われていたのに、実際に積んでみないと費用は分からないと言って、軽トラック1台にテレビ、ストーブ、布団、ゴミ袋等をどんどん積んでいき、最後に27万円を請求された。支払ってしまったが、やはり納得できない。(30歳代、女性、給与生活者)
このような場合で注意するポイント
「積んでみないと分からない」というような明確に金額を伝えることの出来ない、見積もりが出来ないような業者なら帰ってもらうことが賢明です。少しでも作業をさせてしまうと「作業費」を請求されてしまいます。
経験豊富な業者であれば荷物の量をみて見積もり金額を出すことは可能です。
東京都や愛知県でのトラブル事例
東京都狛江市で起きた事例

引っ越しをするので不用品回収をしてもらおうと、郵便受けにポスティングされていたチラシをみて回収業者に依頼をした。家電製品と家具の処分の見積もりを取ったところ、テレビとレコーダーは無料で引き取るが、残りは1立方メートルあたり5万円廃棄料で合計50万円と言われた。高額なので40万円に値引きをしてもらいアパート明け渡し当日に引き取ってもらって料金を支払ったが、あまりにも高額だと思うので一部でも返金してほしい。
このような場合で注意するポイント
この例では「テレビとレコーダーは無料で引き取る」と記載があり、おそらく「不用品無料回収」といったチラシに興味を持って問い合わせをしたのでしょう。これは典型的な“釣り”広告です。何を無料で回収するのか具体的に書かれていない業者は信用しない方が賢明です。
また、1立方メートルあたり5万円という廃棄料は非常に高額です。10立方メートルで50万円となりますが、これは箱型の2トントラック1台分程度で、値引き後でもこの金額は法外です。
依頼者はアパートの明け渡し日が迫っており、他社に見積もりを取る余裕がなかったのかもしれません。しかしこのようなケースでは、複数社に見積もりを取り、比較することでトラブルを避けられます。悪質業者は「どこも同じ金額だ」と脅すことがありますが、少しでも疑問に感じたら冷静になって業者を選び直すべきです。また、引き渡しなどの期日がある場合は、余裕を持って片付けを始めることが重要です。
愛知県で起きた回収トラブル
不用品回収「追加料金なし」→高額請求 恐喝容疑で4人逮捕 愛知
容疑は共謀して2021年8月5日、冷蔵庫などの回収を依頼した同県岡崎市の男性(67)に「10万円以下でできる」としながら回収後に40万円を請求。怒鳴るなどして33万円のクレジットカード決済をさせたとしている
引用:全国の暴力団・任侠・極道・反社組織関連の事件
ネットの広告とは違ったそうでした。広告には「追加費用無し」と記載があったようです。実際は高額請求を行っていました。全く許せない業者ですね。
弊社に相談があったケース
あるお客様から「2トントラックでどのくらい積むといくら位になるのか知りたい」とのお電話をいただきました。弊社の「2トントラックパック」の料金を例にお話ししたところ、「おたくに頼めばよかった…」と残念そうに言われました。
詳しく伺うと、すでに他社と契約してしまい、その金額が相場かどうか確認したくてお電話をくださったようでした。その会社は平ボディの2トントラックで来て「予定より多いので全部積むと25万円」と言われたそうです。
トラック数台分や作業員が何人も来る規模ならまだしも、積める量も少なく弊社なら2.5台分の料金にあたる金額で、確かに高額です。それでも断れなかった理由は、契約書にサインをしてしまい、さらに作業を勝手に始められてしまったからでした。「もうしょうがない」と諦めた様子がとても気の毒でした。
このケースから学ぶ注意点は次の通りです。
- 必ず余裕を持って複数社に見積もりを依頼する。
- 費用に納得できないうちは作業を始めさせない。
- 「無料で持っていきます」といった甘い言葉に安易に乗らない。
時間がないと冷静な判断ができず、相場を調べる余裕もなくなります。また業者に勝手に作業を始めさせるのは禁物です。悪質な業者は既成事実を作って請求の口実にし、断りづらい状況にします。
さらに契約書にサインした後でもキャンセルはできるのか、事前に確認しておくことも大切です。
ぼったくり業者の特徴と見分け方
不用品回収業界には、残念ながら悪質なぼったくり業者も存在します。こうした業者に引っかからないためには、特徴を知り、事前にしっかり見極めることが大切です。
悪質業者のよくある特徴
- 「無料回収」や「格安回収」を大きく宣伝
ホームページやチラシで目を引くように「無料」「格安」とうたっていても、実際には多額の追加費用を請求されるケースがあります。 - 会社情報が曖昧
所在地がしっかり書かれていなかったり、古物商許可番号が掲載されていない業者は要注意。問い合わせ先が携帯番号のみという場合も疑った方がいいでしょう。 - 見積もりが曖昧
「積んでみないと分からない」「あとで連絡します」など曖昧な説明をする業者は注意が必要です。 - 契約を急がせる
「今決めてもらえれば値引きします」など、その場で契約を迫る業者は危険です。冷静に他社とも比較する時間を取りましょう。
安心できる業者を見極めるポイント
- 会社の所在地や許可番号を確認する
古物商許可や産廃収集運搬業許可をきちんと取得し、所在地や代表者名がしっかり記載されているかをチェックしましょう。 - 見積書を出してもらい、追加費用の有無を確認
作業内容・処分料・オプションなどを明確にした見積書を事前に交わし、追加費用が発生する場合はどの条件でいくらかかるのか確認しましょう。 - 口コミや実績を確認する
実際の利用者の口コミをネットで調べ、評判の悪い業者を避けるのも大切です。また「創業年数が長い」「過去の作業実績が多い」業者は信頼度が高い傾向にあります。
こうしたポイントを知っておくことで、悪質なぼったくり業者を避け、安心して不用品回収を依頼することができます。
リユース・リサイクルのノウハウがない業者は高額になりやすい
不用品回収業者の中には、リユース(再利用)やリサイクルの知識やルートをほとんど持たない業者もいます。そうした業者は、引き取った不用品をすべて「廃棄物」として処理場へ運ぶため、処分費用がそのまま依頼者の負担になります。
通常、再販できる家具や家電、資源になる金属類は買取や無料引き取りとしてリサイクルルートに回すことで、処分費用を抑えることができます。リユース・リサイクルのノウハウがある業者なら、その分のコストを引き下げ、回収費用を抑えて提案することが可能です。
しかし、そうしたノウハウがない業者は、回収品すべてをゴミ処理として見積もるため、結果的に費用が高額になりがちです。また、資源として売れるものを廃棄してしまうため、環境負荷の面でも望ましくありません。
処分費用を少しでも抑えたいなら、回収だけでなく「リユース・リサイクルに力を入れているか」を業者選びのポイントにすると良いでしょう。適正価格で処分でき、環境にもやさしい選択につながります。
ネット検索にいる不用品回収のぼったくり業者
不用品回収を探すとき、多くの方はまずスマホやパソコンで検索をします。しかし、検索結果の上位に出てくる業者が必ずしも優良とは限りません。むしろ広告費を多くかけて表示を増やし、集客しているだけの悪質業者が潜んでいることもあります。
例えば「無料回収」「格安回収」「即日対応」など魅力的なワードを大きくうたいながら、実際には作業後に高額請求をしてくるケースです。中には複数のサイトや比較ランキングサイトを自社で運営し、いかにも第三者が推薦しているように見せかけて自社へ誘導する悪質な手法もあります。
不用品回収を価格重視で選ぶ落とし穴
不用品回収を依頼する際、できるだけ安く済ませたいと考えるのは自然なことです。しかし、料金の安さだけで業者を選んでしまうと、後から思わぬ高額請求をされる「落とし穴」にはまるリスクがあります。
特に注意したいのは、「軽トラック積み放題○○円」といった安価なプランを大きく宣伝している業者です。一見お得に見えても、実際には少し積みきれないだけで「追加で2万円、3万円」と請求され、結果的に想定よりもずっと高くつくことがあります。
また、極端に安い金額で集客している業者は、回収後の処理を不法投棄したり、リサイクルや適正処理のノウハウがないため処分費用をすべて利用者に転嫁するケースもあります。後々の責任問題に発展する可能性もゼロではありません。
どんな不用品回収業者を選べば良いのか?
不用品回収業者の中にも優良な会社は数多くあります。そこでどのように選べば良いかについてもご紹介していきます。
- 会社の所在がはっきりしている。
- 価格帯や料金表があり、料金を明確に提示をしている。
- 古物商の許可や一般廃棄物の許可を保有している。
主にこのようなことが挙げられます。
ポストを見ると、今でも多くの不用品回収のチラシが入っています。もちろん全てが悪い業者ではありませんが、まず確認したいのは所在地です。自宅から遠い場所にある業者のチラシは、過去の事例からもあまりおすすめできません。やはり地域密着で、身元のはっきりした業者に依頼する方が安心です。
インターネットで探す場合も注意が必要です。サイトには、IT会社が運営する仲介型と、業者が自社で運営している直営型があります。仲介型サイト経由だと、実際に来る回収業者の素性がはっきりしないことも少なくありません。最近は金額を明示しているケースもありますが、その金額でどの程度の荷物を引き取ってくれるのか、具体的に説明できない業者は避けた方が良いでしょう。
一方、自社でサイトを運営している業者は直営なので、見積もりから相談、クレーム対応まで一貫して行ってくれるのがメリットです。よくある「たらい回し」にもなりにくく、規模が大きいからといって価格が特別高いわけでもありません。ただし、その分対応エリアが限られていることがデメリットになる場合もあります。
創業年が古い会社
営業年数が長い会社は、それだけ多くの実績と経験を積んでいる証拠です。優良なサービスを提供しているからこそ継続できており、信頼できる目安の一つになります。
会社情報・許認可・所在地のチェックポイント
不用品回収を安心して依頼するためには、業者の「会社情報」「許認可」「所在地」をしっかり確認することが欠かせません。ここでは依頼前にぜひチェックしておきたいポイントをまとめます。
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優良な不用品回収業者の選び方、無料見積もりと明確な料金体系と安心さで選ぶ
会社情報はホームページで確認
優良な業者は、ホームページの「会社概要」やフッター部分に会社名・代表者名・資本金・法人番号などをきちんと掲載しています。これらが曖昧だったり、一切記載がない業者は要注意。身元がはっきりしていない会社は、トラブルがあった際の対応も不安です。
許認可番号の有無
不用品回収を業として行うには、古物商許可や産業廃棄物収集運搬業許可などが必要です。許可番号はホームページや名刺、チラシに記載しているのが通常。番号の記載がない、または聞いても曖昧にされる業者には注意しましょう。
法人で登記している会社
業者が法人で登記されているかどうかも大事なポイントです。法人は法務局に登記し、資本金や代表者を登録することで社会的信用を得ています。身元がはっきりしているため、軽率に不正を働きにくいのも特徴です。多くの場合、会社概要はホームページのヘッダーやフッターに記載されています。逆に、こうした情報が載っていない業者は候補から外す方が無難です。
所在地が明記されている会社
Googleで会社名を検索した際、きちんと所在地がマップに表示される業者は、自社の所在をオープンにしています。会社名を検索しても所在地が出てこないような業者は避け、住所が明確に記載されている会社を選びましょう。
直営の会社
ネット検索では広告代理店が作った一括査定サイトや仲介サイトも多く見つかります。こうしたサイト経由では中間マージンが発生し、結果的にコストが上がるケースもあります。見積もりから作業まで自社直営で行っている業者を選べば、余計な費用がかからず安心です。
まとめ
不用品回収は、一見するとどこに頼んでも同じように思えるかもしれません。しかし実際には、料金体系やサービス内容、業者の信頼性には大きな差があります。
特に「無料回収」や「格安」を強調する業者には注意が必要です。作業後に高額請求をされたり、追加費用を次々と上乗せされるトラブルが後を絶ちません。
こうしたトラブルを防ぐには、
- 複数社に見積もりを取り、価格やサービスを比較する
- 会社情報や許認可番号、所在地がしっかり明記されているか確認する
- 曖昧な説明をする業者や契約を急がせる業者を避ける
これらの基本を守ることが大切です。
安心して任せられる業者を選び、適正価格でスムーズに不用品を処分しましょう。少しでも不安や疑問があれば、遠慮なく質問し、納得した上で依頼することが失敗しないコツです。
横浜・川崎・東京エリアで安心できる不用品回収業者ならコーモド
横浜・川崎・東京を中心不用品回収を行っているコーモド。20007年創業の会社です。豊富な経験とリサイクル買取にも行っていて安くて安心と評判です。明確な料金システム。追加費用がない定額料金の「トラック積み放題プラン」など各種あります。【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号

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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を15年以上の実績。これまでに累計10,000件以上の不用品回収・買取を行い、多くのお客様から信頼を得てきました。古物商許可証を取得し、法令を遵守した運営を行っております。お客様のご要望に迅速・丁寧に対応し、環境にも配慮したリサイクルの徹底を心がけています。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
当社は、川崎市を中心に横浜・東京の不用品回収や遺品整理・残置物撤去を専門とするリサイクル業者です。