不用品回収や遺品整理の集客のおすすめの方法

不用品回収や遺品整理の集客
不用品回収や遺品整理のビジネスを始めようと思った時にはどのように集客をしていけば良いのか?そう考えた時にはいくつかの方法があるのをご存知でしょうか?しっかりとしたやり方を身に着けることで集客は可能になります。そこでここでは具体的な例を挙げて実践的に使える方法をご紹介していきます。
集客は大きく分けると3つのやり方があります。
- ホームページの作成
- ランディングページの作成
- ポータルサイトに加入
ポータルサイトへ加入
3つ目の集客の方法としては「ポータルサイトに加入」というのがあります。ホームページやLPを持っていなかったり、自社サイトはあっても運営が上手くいっておらず思うように集客出来ていない場合に、ポータルサイト経由で依頼をもらうというやり方です。近年は複数のポータルサイトが出てきているのですが、運営の方法が違うので、どこに加盟すべきなのか事前に選択する余地があります。手数料は案件単位であったり、フランチャイズの場合はロイヤリティであったりと、方式がそれぞれ異なります。
加盟をすればすぐに依頼をもらえたりするので、即効性があるのが大きなメリット。自社でホームページを運営しながらポータルサイトを併用するというところも少なくありません。
ポータルサイトへの登録のデメリットとしては費用がかかるということです。月額あたり数十万円のコストがかかる場合もあります。そしてポータルサイト内には同じ競合がいるので、サイト内でも競争はあります。差別化が難しいので価格競争になることが多く、支払いは毎月発生して利益は薄い状態が発生します。
暮らしのマーケット
2011年頃から不用品回収のポータルサイトが出てきました。古参で一番有名なのが「暮らしのマーケット」です。明確な料金設定と全国規模で運営しているサイトです。多くのキーワードで上位にランクインしているので、かなりのアクセス数も見込めてユーザーも豊富。
トラック単位の引取りがメインで、自身で「軽トラック1台〇〇〇円」「2トントラック〇〇〇円」と設定することが出来ます。事業者の名前が出て顔写真を載せることでユーザーに安心感を持ってもらえます。利用後には口コミなどがあるので、良い口コミをもらえればさらに集客を見込むことが出来るのがメリットです。
出典:くらしのマーケット
ミツモア
2017年創業のミツモア。相見積もりを取る「マッチングプラットフォーム」が特徴。業種は不用品回収や遺品整理だけでなく、リフォーム業者、士業など異なるジャンルの職種もある。
情報が届く度に情報料がかかるわけではなく、遺品整理や家財処分のような大きな案件の場合の相見積もりには向いている。逆に少額の案件の場合には少し不向きと言える。
出典:ミツモア
不用品回収・粗大ゴミ回収なら不用品回収相談所
ポータルサイトの中には加盟店として参加する形態もあります。ポータルサイトが集客を行い、加盟店が回収の作業を行います。不用品回収・粗大ゴミ回収なら不用品回収相談所では「加盟店」を募集中。ホームページを自社で持っていないけれど、不用品回収のビジネスに参加されたい事業者にはおすすめです。
出典:不用品回収・粗大ゴミ回収なら不用品回収相談所
不用品の買取で集客をしたい場合
近年は、不用品回収業者も遺品整理業者もかなりの数に膨れ上がっています。遺品整理業者は全国で1300社以上にも。競争が激しくなると価格競争に陥りやすいのですが、その場合に売り上げアップ出来ることと言えば「買取」です。リユース品をしっかりと集めて再販をすることで利益を確保。
または買取をきっかけに遺品整理の依頼に繋げるというのも今後のやり方として大いにあります。そのためには買取をしっかり行っていることをアピールしなければいけません。では、どのようにすれば良いのか?
自社サイトを持っている場合には多くの場所で露出させる必要がありますが、ポータルサイトに登録をすることで機会を増やす可能性が生まれるのです。オーガニックな自然検索だけでなくあらゆるところに掲載していいきユーザーにホームページを知ってもらうことが大切です。
家財道具のリユース
一軒分の家財道具の処理ともなると費用は高額になり、ユーザーは少しでも安い業者に依頼をしがちです。安易に価格を下げるのは運営のリスクに繋がりやすいです。リユース品も一緒に引き取りすることで買取金額をユーザーに還元し、処分業者は買取品を売却することで利益を確保。これであればお互いウィンウィンですよね?
地域のリサイクルショップ、買取り業者の検索サイト「ソレウル」
ソレウルは日本全国のリサイクルショップや買取業者を探せるサイトです。登録は無料で出来ます。リサイクルショップや買取店だけでなく、遺品整理業者でも買取りをしているのなら登録は可能。店舗の有り無しは問わないので、無店舗営業の買取業者でも「古物商許可証」さえあればOKです。
「買取を始めたいけど、どうすれば良いのか分からない…」「店舗が無いけどリユース品の販売はどうやって売れば良い?」「何を買取すれば良い?」そんなお悩みや疑問についても登録をすれば、メールで買取についてサポートもしてもらえるので安心です。
ソレウル
ホームページを使って自社でウェブ集客する方法
ホームページの作成
自社で集客を目指す場合に必要になるのがホームページです。以前はチラシなどを使ったポスティング広告が多かったのですが、コストがかかりすぎるということで、近年はデジタル広告の中の一つでウェブサイトを利用する業者が非常に多くなりました。一昔前はPCを使ってネット検索していましたが、スマホを使って検索するユーザーが増えたことで爆発的にアクセス数が増えたことも理由の一つです。
このホームページを持ち自然検索の中で集客へ導く、これはとてもメリットのあることです。例えば「不用品回収」というキーワードで1位を獲得することが出来ればものすごいアクセス数が見込まれ、非常に多くの集客も可能になります。これが大きなメリット。
しかし最近は回収業者のホームページが増えてしまったことで競争も激化。なかなか上位表示するというのも難しい状況になりつつあります。一つのサイトを作るにしてもページ数も多く必要になりますし、外部リンクなどをもらいながらサイト評価を上げることで上位表示が可能になります。
少なくても3年くらいは育てる必要があり、時間がかかるというのがデメリットです。
ランディングページの作成
訪問者がネット検索をして最初に見る(着地する)ページをランディングページと呼んだりします。検索には自然検索と有料検索というのがありますが、有料検索で広告する場合には、本サイトとは別に広告用のLPを作成することが多く、「サービス内容」「料金」など全てが1ページに集約されたコンテンツとなります。
試しに広告をクリックしてみると分かりますが、1ページの内容が非常に長いです。全てを読み終える頃には申し込みをしたくなる、サービスを促すために作られたページなのです。
なぜLPを作成するのか?
自然検索ではどうしても表示出来ないキーワードを補うために使ったりします。有料広告なので、出したいキーワードへ上位表示出来るのが一番のメリットです。しかし競争が激しいキーワードほど入札の単価も高く、コンバージョン(成約)に繋がるためには多くの資金が必要になる場合もあります。「不用品回収」や「遺品整理」といったキーワードの単価は非常に高いので、少しハードルの低いキーワードで調整するなど工夫が必要になり手間がかかるのがデメリットです。
ウェブマーケティングで集客するメリット
不用品拐取や遺品整理のビジネスを始めようと思ったとしても集客の方法が分からない。だからとりあえずポータルサイトに登録をすれば仕事の依頼が来ると思って始めた方が多いのではないでしょうか?確かに依頼は来ると思います。しかし、仕事を取ってこなしても、支払いが多くて負担に感じることはありませんか?
相見積もりで価格は減少、しかし毎月ポータルサイトへの支払いは発生する。それに悩み経営に四苦八苦するオーナーも多いはずです。なぜそのようなことが起きているのでしょうか?
それはポータルサイトに依存し過ぎているからです。本来ならば、自社のサービスなら自社で集客をする。これが健全な姿です。しかしその集客を他社に依存していれば儲けが出せないのは当たり前です。ポータルサイト運営者に搾取されていてもそれに気づいていないのです。それは情報弱者だからです。
話は少し変わりますが、ワークウェアの「ワークマン」ですが、以前はアマゾンに加盟をしていました。しかし現在は脱退しています。そして自社でサイトを運営して自社集客・自社販売を行っています。それに続くかのように他の企業も脱退を始めています。それにより今までよりも高い収益を上げるようになったことをご存知でしょうか?
それと同じく、遺品整理業者も不用品回収業者もポータルサイト経由で仕事の依頼を請けるのではなく、そろそろ自社で集客を見につける方法を覚える時期に来ています。
仕事はいっぱいでもキャッシュフローが残らないような体質の運営から脱却できるかが存続のカギです。
それの一歩としては、まずはホームページを作成する。ことです。
不用品回収・遺品整理のウェブ集客
ホームページを作成しても順位が大切です。作成まもなくでは良いポジションに行くのは結構難しいですが、基本的なことをすれば意外と早く良いポジションが獲得できるのです。関東や関西や人口の多い都心周辺には競合の会社も多いので、ポジション争いは激しいですが、地方の場合は競争もまだ少ないのでビジネスチャンスは大いにあると思います。
しかしそれもしっかりとした構成のサイト作りをしなければ結果は出ません。作りっぱなしでは何も変わりません。ですが、きちんとやっている会社のサイトは良いポジションを獲得しています。そうなれば自然と依頼はやってきます。それに対しての費用を支払うことはありません。それがオーガニック検索・SEO対策というものです。
もしこのような集客をしたいのであれば、ウェブ集客に対して学ぶことが非常に重要になります。
ローカルビジネスでのウェブ集客
全国規模の不用品回収サイトを構築するというのはかなり大変ですし、管理にも細やかさが必要になります。しかしそれぞれの地域でのローカルビジネスでサイト作りならそれほど難しくはありません。「〇〇市のおすすめ不用品会社〇選」のような記事だけを書いているようなサイトよりも実際にその地域でサービスを行っている会社の方が順位は上がりやすいです。その地域に所在地があり、グーグルマップにも表示されていると認識もされやすいというものです。きちんとツボを押さえておくと順位つきます。
「不用品回収」というビッグワードでは難しくても「不用品回収 〇〇地域名」のようなロングテール狙いなら意外と集客しやすいのです。これからは自社サイト運営・自社集客がスマートなやり方でしょう。
投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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