原付バイク処分で4つの方法、捨てる前にやるべきこと注意点を解説

バイク廃車の4つの方法

バイクを処分する場合の方法はいくつかあり、そのバイクの状態によって選ぶべきやり方も変わってきます。ここでは処分したいバイクがどのようには廃車すべきかをお教えいたします。

バイクの処分方法

バイクを処分する時には粗大ゴミなど自治体での収集はありません。回収業者や販売店に依頼をすることになります。バイクを処分する前にはいくつかのことをしなければいけないので、まずそこから解説いたします。

バイクを処分したいのだけど、どんな方法があるの?

バイクの処分にはおおよそ4つある。

そして廃棄にするかリユースで使うかによってもバイク処分の方法が違う

廃棄よりも、誰かに使って欲しいなぁ。

まだ乗れると思うから。バッテリ切れてるけど。

バッテリ交換で済むくらいなら、1バイク買取、2ヤフオクで自分で売る、3バイク回収業者に依頼がおすすめ

それぞれ何が違うの?

バイク買取の場合のおすすめは、特に排気量が大きなバイクが良い。すぐに現金化できるのがメリット。ヤフオクはバイクショップが販売することと同じようにするから、手間はかかるが高く売れる可能性がある。バイク回収業者は原付バイクの無料回収をメインにしている。

そんな違いがあるのね、自分のバイクがどれに当てはまるか考えてみるわ!

バイクの処理をする場合には、主に以下の4つに当てはまります。

  • 2輪リサイクルシステムで処分
  • 中古車としてリユース
  • メルカリや、ヤフオクで自分で売却
  • バイク回収業者に引き取りの依頼をする

バイクが実動車かによっても中古で利用できるかが変わるので、まずはバイクを動かして確認してみましょう。

バイク処分の廃車までの流れ

  1. ナンバーの廃車手続き
  2. 回収業者・買取業者に引き取り依頼

バイクを処分する時にはまずナンバーの廃車をしなければいけません。ナンバーの廃車手続きですが、125ccまでのバイクは市町村が管轄なので、市役所・区役所・村役場に申請をします。126cc以上のバイクは管轄の陸運局で廃車の手続きをすることになります。この廃車手続きをしないままで、バイクを処分してしまうと税金の支払いだけが来ますから、必ずお忘れなく。

いつまでに廃車すれば良い?

ナンバー廃車って期限があるのですか?

特に決まりはないが税金があるので、廃車手続きをしなければずっと払い続けることになる。だから早い方がお得ですよ。

税金のことを考えると3月までがおすすめです。それを過ぎるとまた税金の納付書が届いてしまうからです。バイクを処分することを決めたら早めの手続きが良いです。

ナンバー廃車手続き代行

なんか自分で手続きするのは不安。誰かにやってもらうことは出来ないのかな?

そんな心配は無用。業者に処分を依頼する時に廃車手続きも代行でしてくれる。費用もかからないので安心ですよ。

バイクのナンバー廃車手続きは役所や陸運局へ行かなければいけません。手続きが不安な場合は業者に委託をすれば代行で廃車も可能です。この廃車手続きが済めばバイク処分することが出来ます。

バイクの捨て方は4つあります

  • 2輪リサイクルシステムを使う
  • 買取り業者への売却
  • 自分でヤフオクで売る
  • 無料回収業者へ処分

処分と言っても、スクラップにする、中古車としての再利用で売却、商品価値は少ないが、中古バイクとしての再利用という3つの選択肢があり、ご自身のバイクがどれに当てはまるかによって選び方も違ってきます。

バイク処分の選び方

タイヤも取れてたり、エンジンが無かったり、放置状態が長くて土の中に埋まっているようなバイク。これはもうスクラップになるしかないでしょう。実働していたり、今は動かなくてもバッテリ上がりになってるだけのバイクや、中型以上のバイクであれば、手直しや修理をすれば中古車としての価値も出てくるので再利用が可能です。それであれば買取による売却というのも良いでしょう。型の古い原付や不動のスクーターのような場合は、スクラップにはならないにしても買取・売却というのいうのは少し難しいかもしれません。そういったバイクの場合は海外輸出を目的とした無料回収がおすすめです。

2輪リサイクルシステムで処分する場合

バイクというのは、修理を施せば再利用の出来るものです。しかし中には再利用が難しいものもあり、そういったバイクのために「2輪リサイクルシステム」は生まれました。適正処理・再資源化を目的に取組んでいます。

基本的にはスクラップ・再資源化するのが目的

この2輪リサイクルシステムというのは集めたバイクを全て分解し、素材単位で仕分け分別をして「再資源化」するのが目的です。金属・プラスチックなどへ分別し、それらをもう一度新たな物へ変えるためのリサイクルシステムです。ですから、再利用(リユース)を目的にしているわけではありませんから、実動車や市場価値のあるバイクをこのシステムで処理するというのは非常に勿体ないことになります。

費用はかかるのか?

  • 運搬費
  • リサイクル料金

リサイクル料金というのは、直接指定場所と呼ばれる場所へ廃棄したい人が持ち込みをすれば費用はかかりません。しかしバイクショップに運搬や手続き代行を依頼する場合は費用が発生します。実際にいくらかかるかは、そのバイクショップの運搬費や手続き代行費用が異なるので、それぞれ問合せする必要がありますが、相場的には数千円~2万円くらいはかかると思った方が良いでしょう。

日本国内で販売されたバイクのみ受付

このシステムを利用して処理する場合には、二輪車リサイクルシステムの参加事業者が日本国内で販売されたバイクでなければいけません。参加していない事業者のバイクや並行輸入の車両は受理されないということです。

2輪リサイクルシステムで依頼までの流れ

  1. お住まいの近くの指定場所をまず探しましょう:指定場所一覧 の中から持ち込み出来るところをさがします。
  2. 受付、リサイクル管理票:指定場所へ持ち込みをしたら引き取りの受付を済ませます。その時には廃棄する人の身分証明書(運転免許書・保健証)が必要になります。「リサイクル管理票」というものに記入します。
  3. 手続き完了:受理が済むと手続きが終了し、排出したバイクはメーカーによってスクラップにされていきます。

バイクショップに依頼する場合は上記の流れを代行してくれます。そしてお住まいまでバイクを引き取りに来てくれます。

2輪リサイクルシステムのデメリット

  • 自分で運ばなければいけない
  • 手間がそれなりにかかる
  • 大切にしていたバイクがスクラップになってしまう

買取り業者へ売却

存在価値のあるバイクは中古車としての売却がおすすめです。特に排気量の大きいバイクほど高い評価になり、売れることは間違いないでしょう。車種に人気・相場によって買取価格は変動するものです。現役で動く実動車なら売却が良いです。

中古車として価値のあるバイク、パーツ取り車

高く売れるバイクには法則があります。それを知ってお得に売却が出来るのでおさえておきましょう。

  • 人気車種
  • 排気量の大きいバイク
  • 絶版車・2ストローク車

人気のある車種というのは、仕入れればすぐに売れるので買取業者としては欲しいものです。そして排気量の大きなバイク、例えばハーレーダヴィッドソンのようなバイクは買取の評価は高いです。CBR1000RRーRのようなレーサーレプリカで、新車価格が高額なバイクが中古車として売りに出ればそれは買取業者としても欲しいバイクです。まず250cc以上のバイクで実動車なら査定はしてもらえるはずです。

そしてすでに販売されていないような「絶版車」これはマニアにとっては堪らない存在なので、状態の良い物であれば高額になる可能性が大です。2ストロークエンジンのホンダNSRやヤマハのTZRやスズキのガンマなんかも状態が良い物は最近は高値で販売されているケースが多いので、バッテリ上がりくらいの不動であっても高い評価になることでしょう。

こういったバイクは絶対に売却がおすすめです。古いからと言っても絶対スクラップはダメです。文化遺産として保存してくださいw

事故車の買取

事故車であっても買取してもらえるケースはあります。とはいえ、買取金額はあまり期待できませんが…. それでもスクラップでお金がかかるより良いと思います。どんな車種かというと、パーツとしての価値があるバイク。例えばもう新品の部品がメーカーから出なかったり、新品の部品価格が異常に高いパーツをつけているなどです。あとはカスタムパーツをつけていたりする場合も値段がつくかもしれません。買取したショップは全部バラバラにしてヤフオクやメルカリなどにストア出品してたりします。

バイク買取りまでの流れ

  1. 査定の依頼:買取業者が訪問に来ます。そして査定額の算出
  2. 買取:買取金額に納得いけば売却となるのですが、買取業者によってその場で現金払いや後日入金とやり方に違いがあります。
  3. バイク引き取り:買取が成立したら、ショップのスタッフがバイク積んで引き取り完了です。

廃車手続き

まだナンバーがついているバイクでも廃車の手続きは「委任状」にサインをすれば代行してくれます。126cc以上のバイクの場合は市町村単位の役所では手続きは出来ず、書類を持って運輸局に行かなければいけません。自分で廃車手続きが面倒な場合にはバイクショップに売却と同時にお願いするのが手間が少なくなります。

デメリット

  • 買取出来ないバイクを引き取りする時には手数料がかかる場合がある
  • 査定対象外のバイクは引取りをしてくれない場合がある

中古車としての価値のあるバイクであれば査定にも来てくれますが、排気量の小さな原付バイク、ましてや不動車であったりすると買取査定には来てくれない場合もあります。来てくれたとしても引き取りが有料になる場合があります。

ヤフオクに出品

乗らなくなったバイクを処分する方法の一つとして、フリマアプリでバイクを売る方法もある。画像を撮って自分で売る方法で、少し手間はかかりますが、買取に出すより高く売れる可能性があります。それにはまずバイクが実動車であることが大切です。販売までには時間がかかることがあるので、時間に余裕がある人にお勧めです。出品には手数料がかかります。

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近くの人が落札した場合は引き取りに来てもらうか、遠方の場合はバイクの陸送する業者に依頼します。その時の陸送費は別で落札者からもらうことを文面に記載する必要があります。

原付バイク処分の無料回収業者

原付バイク

主に原付バイク・ビッグスクーター・メットインスクーターが回収の対象。海外輸出を目的にしているので、多少状態の悪いバイクでも無料回収している。ただし、メーカー・車種などによって無料回収出来るかが決まる

買取りが出来なかったバイクでも回収可能

無料回収が前提で、引き取りしたバイクは海外向けの輸出業者に売られていきます。

  • 型式の古いバイク
  • 不動車もOK
  • 日本車のスクーター

柔軟に対応してくれるケースが多い。大半のバイクは不動車で、バッテリ上がりでセルが回らないものがほとんど。所有者が処分する理由の一つとしては「動かなくなったから」ということが挙げられる。そして修理をしないまま時間が過ぎて要らなくなるというパターン。

その他に不動になるパターンとしては燃料噴射の目詰まり、いわゆるインジェクションなのだか、ここに異物が詰まってエンジンが吹けなくなったり、エアの量の調整が悪くなってエンジンが吹けなくなったりと原因は様々。たまにブレーキのディスクが固着してしまってタイヤが回らなくなるというケースもある。こんな状態であっても外装のパーツが揃っていて事故車じゃなければ回収業者は無料で引き取りが出来る。一部のサイトでは「故障しているバイクはは引き取り出来ない」と書いているところもあるが全くそんなことは無く、当社ではそういったバイクでも無料で回収している実績は多くあります。

繰り返し言うようだが、無料回収の条件としては「バイクのメーカーと型式」これが一番重要です。そして事故をして大破してなければ特に問題ないんです。エンジンがかかるかからないということは大した問題ではなく、キックを踏んだ時の圧縮を感じることが出来るかどうか。キックを踏んでクランキングしてる音があればOK。もしここでキックが下りなければエンジン内部に何らかの破損等が起きていて、エンジンをばらして修理をしなければいけない。(最近の原付は4ストロークになってエンジンオイルの管理が悪くなった。それによってエンジン焼き付きの可能性も多い)こうなってしまうとそこまでの手間をかけて売ってでは儲けが出ないので、輸出のバイク買取業者も買わないんです。そうなると集めてる業者もこういうバイクは無料で引き取りしないということになるんです。(こういったところが無料と有料の境界線になる) よく「無料の回収業者怪しい」なんて話が出ますが、こうやって裏事情が分かると安心しますよね。無料で回収しても問題なく流通しているんです。

原付処分でお困りでありませんか?

1

動かなくなった原付バイクを処分して欲しい

2

面倒なナンバー廃車手続きをお願いしたい

3

バイク処分にお金をかけず引き取りして欲しい

原付バイク

1

不動な原付バイクでも処分します

乗らないうちにに不動になってしまった原付。そのまま要らないから処分したい。そうおっしゃる方が多くいます。そんな時にはお引き取りに伺います。

ナンバー

2

原付のナンバー廃車には手続きが必要です

まだ付いたままのナンバーはすぐに外して返納しないといつまでも課税されてしまいます。「手続きに行くの面倒だな…」そう思ったら、バイク処分と一緒にナンバー廃車手続きいたします。他県のナンバーでも廃車手続き代行可能です。

無料

3

原付バイクの無料回収

原付バイクの引取りは条件さえ合えば無料で回収しています。出張費も廃車手続き代行費用もかからず、完全無料で回収していますから、お金の心配はしなくても大丈夫です。

ナンバー

ナンバー廃車

ナンバーの廃車手続きは代行でも可能です。市町村への書類提出をいたします。

廃車手続き

他県ナンバー廃車手続き

県外から持ってきたバイクでも、郵送のシステムを使い廃車手続きは可能です。

バイク回収までの流れ – 処分まで –

お問い合わせ

処分をしたい原付の車種をお知らせください。事前に査定を行います。

STEP
1

日程調整

事前査定後に、お伺いをする日程を調整します。ご予定に合わせて回収が可能です。AM:9:00~PM18:00が回収時間になります。

STEP
2

現地で作業

バイクを拝見して、事前査定の内容を確認して積み込み作業を行います。

STEP
3

終了

積み込み作業が完了すれば終了です。お支払いはございません。

STEP
4

原付バイク廃車処分のお問い合わせ

ご依頼のご質問などお気軽にお問い合わせください

廃車代行のお手伝い

投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号