神棚の処理方法と不用品回収に依頼を比較

いざとなったら取扱に困る、神棚の処分についてご紹介してまいります。時期、事前の準備、実際の方法と、順を追ってご説明しておりますので、ぜひご参考にしてください。皆様のご検討の一助となれば幸いです。

神棚を不用品回収業者に依頼することもできますが、粗大ごみ収集に出すこともできます。リユースリサイクルで買取は出来るかなど、その他の処理方法についても分かりやすくご紹介していきます。

Contents

神棚の処理

我が国日本では、無宗教の人が、大半を占めるといわれています。お正月には神社に赴き一年の福を願い、お葬式では仏教に基づいた手法を取り入れるのが一般的です。結婚式では神様に永遠の愛を誓い、クリスマスにはサンタクロースを待ち望んでみたりもします。

世界的にも興味深い国民性ですが、しかしながら、それでも神格的なところには、やはり気を遣うものです。例えば、身に付けているお守りを、古くなったからといって、他の普通のゴミと一緒に捨ててしまうのは、何となく罰当たりがして気が引けます。

そこで今回は、ご自宅にある神棚の処分方法について、ご紹介してまいります。毎日のように手を合わせていた神棚を、引っ越しなどで処分せざるを得なくなった際、どのように対処すべきか、具体的な方法を交えてご説明します。ぜひご一読下さい。

神棚の処分時期

最初に、神棚を処分するタイミングについて、確認しておきましょう。神様とコンタクトする入り口的存在とはいえ、物理的なモノである限り、どこかで限界も来ますし、場所を取ったりかさばったりします。処分する時期が訪れることは避けられません。

神棚新調時

何かのきっかけで、例えば新居を購入した段階で、神棚を備え付けたとします。木製であることが多いので、その後大体5年ぐらいで経年変化が見られます。木材にカビが入り込むこともあるでしょうし、色が変わって見た目も古めかしくなってきます。

いくらお掃除を頑張ったとしても、年数が経ってくると、どうしても汚れも目立ちますし完全に落とし切ることはできません。神棚を新調した後、目安としては5年で、新しいものに置き換えるタイミングがやってきます。

引越や移転

仕事の都合上や、家族が増える、といったライフステージの変化により、引越が必要となる時期も、神棚の処分を考えるところです。また、企業で神棚を備えているところでは、移転に伴い、そのまま移設できるのか、処分すべきか、検討を余儀なくされるでしょう。

引越や移転先が近所であれば、解釈もしくは自身の納得感次第とはいえますが、遠隔地となるとそうもいきません。神様は地場のご縁が重視されるところでもあり、住まう地域を変えるときは、神棚も現有のものを処分し、改めて新調することが一般的といえそうです。

  1. 神棚の処分事前準備

神棚を処分することになったら、早速準備にかかりましょう。通常の廃棄物とは、特に心理面で異なる対象物ですので、事前の備えが肝要です。実際にどのような準備を行うべきか、以下記載しておりますのでご参照ください。

神棚の内容をチェック

若干躊躇する気持ちは拭えませんが、隅から隅まで、神棚をきちんとチェックしましょう。誰かが気がつかない内に、お金を中に保管していたりするかもしれませんし、現金とはいわずとも、お供えがてら、何かしら貴重品類をしまっていたりする可能性もあります。

また、材質についても確認が必要です。木材だけであれば、燃やせる対象になりますが、お皿や徳利といった、陶器類が含まれていれば、場合によっては分別しなければなりません。いくら神棚といっても、相応のルールに則って処分することが求められます。

神社に相談

神様のことは神様に聞くのが一番、ということで、最寄りの神社に相談してみるのもお勧めです。特に神棚で祀っている神様と、同じ系統の神社であれば、いろいろとアドバイスが得られることでしょう。

神棚に祈りを捧げつつ、祈祷してもらえれば、その後の処分について、かなり気が楽になります。気持ちだけの問題ではありますが、単純に壊すだけ、燃やすだけと比較すると、すっきりした気分が得られます。

自治体におけるルールを確認

神棚を処分する際、自宅や自社が所属する地域の自治体にて、どのような区分になるのか、ルールを確認しておくことも大切です。ゴミ収集においては、考え方や処分場の能力などにより、各自治体でかなりの違いがあります。

仮に市区町村に依頼し、廃棄物として出すのであれば、粗大ゴミなのか、分解すれば燃焼物扱いとなるのか、どこかに持ち込む必要があるのか、何らかの表示が要るのか、といった項目を調べておくと、事がスムーズに運びます。

神棚処分方法

何らかの契機が到来し、かつ事前の準備が完了したら、いよいよ実際に神棚を処分していくことになります。具体的な手法を以下にてご説明してまいりますが、ご自身の置かれている環境に合った方法をご選択いただければと思います。

神社に依頼

餅は餅屋、神棚を処分するにあたっては、事前相談共々、神社に依頼するのが精神衛生上安心です。神様の罰が当たらないよう配慮してもらえそうですし、お守りの処理と同じように、どんと焼きなど、適切に焼却してくれることでしょう。

しかしながら、自分で神棚を神社まで持っていく必要があり、そのための時間を確保しなければなりません。また、丁寧な対応をしてもらえる分、手数料もそれなりにかかります。想定外の費用が発生しないよう、予算を確保しなければならないかもしれません。

自治体に依頼

もちろん定常的なゴミ収集にて、自治体に回収してもらう方法も選べます。先に触れたように、ルール通りに諸手続きを踏むことによって、誰に迷惑をかけるわけでもなく、慣れた方法にて処分することが可能です。

しかし、粗大ゴミ扱いとなると、思いの外高額な手数料が発生する場合があります。リサイクルセンターなどに持ち込む必要があるかもしれません。また、気を付けていたつもりでも、規則から外れた出し方をした場合、収集場所にいつまでも神棚が残る恐れもあります。

専門業者に依頼

すべてを誰かに任せたい、という方にとっては、神棚を専門的に処分してくれる業者を使う方法もあります。ただ、専門性が高いが故に、その分生じる費用も高くなる傾向があります。お金に余裕があれば、お任せしてもいいかもしれません。

不用品回収業者に依頼してしまうのも手です。乱暴に扱われるのではないか、という懸念を持つ方もいらっしゃるでしょうが、最近はそのようなことはありません。神棚の処分に経験がある業者も存在しており、便利かつ身近な業者になりつつあります。

神棚の処分費用は粗大ごみがお得

神棚は粗大ごみとして処理することが出来ます。申し込み制による有料での収集です。申し込みは粗大ごみセンターへ電話、もしくはインターネットから可能です。 ※サイズによって、燃えるゴミ(可燃ごみ)・普通ごみとしても処理は可能

処分の費用

神棚の処分は費用の面では行政の粗大ごみ収集がお得です。地域別でご紹介します。

地域手数料
横浜市 50センチ未満は燃やすごみ200円
川崎市 30センチ~200円
    50センチ~500円
地域別神棚の粗大ゴミ収集手数料

東京都なども3辺のサイズにより数百円~1000円以内で処理出来ます。

処分までの流れ

粗大ごみの収集は申し込み制です。受付を済ませた後にはっきりと金額が分かった後で粗大ごみシールを買うようにしましょう。(払いも戻しはありません)

粗大ごみセンターへ申し込み

電話かインターネットで受付をします。手数料・収集日を教えてもらえます。受付番号が分かるので控えておきましょう。

STEP
1

粗大ごみ処理券の購入

受付時に聞いた手数料分の粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入します。

STEP
2

収集

粗大ごみ処理券に「受付番号」「氏名」「収集日」を記載して職員が見える位置に貼ります。

STEP
3

収集日、終了

朝の8時までに指定の場所に出します。立ち合いなどは必要ありません。

STEP
4

プロセスはいたって簡単です。特に難しいことはありません。

デメリットはあるのか?

持ち運びに困るサイズではありませんが、強いて言えば収集日の日にち指定が出来ません。ご都合に合わせて出せないことがデメリットと言えます。

普通ごみで出せるの?

自治体のルールにもよりますが、30センチ以内や、50センチ以内なら「燃えるゴミ」「可燃ごみ」「普通ごみ」として処理も可能です。必ず確認をして出しましょう。

リサイクルショップで売れるのか?

神棚は「縁起物」であり、あまり中古品として売り買いはされていないのが現状です。しかしながら、未使用のものであったり、良質な木を使い、優れた職人さんが作った神棚であれば一部中古としても販売されていたりします。

ホームセンターなどで購入したような汎用の神棚は売れないと思った方が良いです。

希少な神棚であったとしても、中古買取を取り扱えるショップは非常に限られています。もし買取業者が見つからない場合は、ヤフオクやメルカリのようなフリマアプリを使って販売をしたり、もし販売でなくても無料で譲りたい場合には、ジモティのような掲示板サイトを利用するのも有効です。

不用品回収業者の神棚の引取り

不用品回収サービス

不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは自分の都合に合わせて日程調整が出来て、部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。

引き取りの費用

不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。そして粗大ごみとは違って集団収集ではありませんから、スポットで回収に行くことによる交通費がかかります。神棚の場合ですと1回収あたり4000円~は費用としてかかってしまいます。お住まいの地域によっては交通費が別途必要になります。

安心な引き取り

神棚のような、下手をすると神罰が下るのでは、でもそこまでお金をかけずに処分したい、という扱いにくい不用品がございましたら、ぜひ弊社までお声がけください。適切に処分させていただき、心理的負担まで取り除く対応を行ってまいる所存です。

横浜・川崎・東京で神棚の回収

1点からでも回収にお伺いいたします。

対応エリア

東京都:板橋区・ 大田区品川区杉並区世田谷区文京区目黒区狛江市・稲城市

川崎市:川崎区・幸区中原区宮前区高津区多摩区麻生区

横浜市:鶴見区神奈川区・金沢区・西区中区南区港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区都筑区戸塚区・泉区

記載の無い地域でも対応できる場合があります。お問い合わせください。

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この記事を書いてる人

この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売・リサイクル業の専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。

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