【川崎市】運べない粗大ごみはどう処分したら良いのか?

粗大ごみ運び

片付けをしていて困るのが、大きな「粗大ごみ」の処分だったりします。自分で運ぶには苦労するような粗大ごみはどのように処理をしたらよいのか?川崎市による補助についてなどをご紹介していきます。

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川崎市の粗大ごみ

粗大ごみのルールとしては、まず30センチ以上のものを「粗大ごみ」と呼び、申し込みをして収集してもらうこととなります。収集日は月に1回程度で、申し込みが済んだ後に粗大ゴミ処理券をコンビニやスーパーで購入して指名などを記入して貼ります。

粗大ごみではないもの

30センチを超える家財道具すべてが粗大ごみとして処理できるものばかりではありません。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコンのようなものは粗大ごみの収集はありません。「家電リサイクル品」の扱いとなります。

家電リサイクル品

川崎市の「家電リサイクル協定店」による処理の方法

粗大ゴミの運び出し

荷運びは各自で行い移動を所定の場所までします。処理券を貼った粗大ゴミは収集日の朝8時までに置きます。この場合、粗大ゴミ収集の職員の人はお部屋の前には来てくれませんので、お部屋の中から各自で運び出しをしていきます。

大型家具を処分するのに運べない

粗大ごみの運び出しは基本的には自分でしなければいけません。たとえ大きなベッドやタンスであってもです。

大型家具などはほとんどが、引っ越しの時や購入時に業者が運び入れたものが大半で、住まわれている人が自分たちでお部屋の中に入れていることはまず無いでしょう。

特に運び出しで困難なのが「婚礼家具」のような大型のタンスです。紫檀のような素材が使われているような高級品になると木の重みだけでもずっしりときます。恐らく不慣れな人であれば持ち上げることも困難かもしれません

ベッドマットも「一流メーカー」が作るものほど重いです。そしてダブルサイズやクイーンサイズとなると重量が更に増します。そして幅が広くなるためエレベーターに入らない場合は階段で下ろさなければいけないケースもあります。

一軒家の二階からの場合は通路幅が80センチ程度が多いので、家具の下ろしは簡単ではありません。

特に一人暮らしなどで運び出しに困る物

大きな粗大ゴミを処理したいと思っても一人暮らしをしていると、その運び出しに困ることが多いです。自分の身体のサイズくらいの大きなものを抱えたりして部屋の外まで出したり、階段がある場合に一人だと無理だと感じてしまうことでしょう。

処分に困る大型の粗大ゴミ

  • ソファー
  • ベッド
  • 食器棚

ソファーを捨てたいのだけど運べない

ソファーは布張り・革張りとありますが、革張りの2シーター以上の物は重量もあるのでかなり運びにくいです。持ち手が無いというのもあります。お部屋から出す時は「縦にして出す」と運びやすいです。

食器棚を処分したいけど運べない

食器棚は上下に分割するものが多いです。ネジで留まっているタイプが多いので、それを外すと分離します。しかしいずれにしても横幅も重量もあるので、一人で持つのはかなり慣れていないと難しいので運び出しには工夫が必要です。

タンスの処分で運べない

タンスは洋タンスや整理タンスなど種類があります。分離するタイプの物や引き出しが抜けるものなど、できるだけ分けることで重量を軽くし運びやすくする工夫が必要です。

家族と一緒なら二人で持ち上げて運び出しも出来るのでしょうが、これが一人の場合にはそれすら出来ません。しかしちょっとした工夫で一人で出せる場合もあります。

行政のサービスを利用する

ふれあい収集

例えば川崎市では高齢者を対象とした市民サービスとして「ふれあい収集」というものを行っています。対象となる方に代わって運び出しをお手伝いするサービスです。※利用する単には条件があります

「ふれあい収集」とは

 現在,高齢化社会への移行と都市の住宅事情の変化や核家族化の進行に伴い、高齢者や障がい者で、ごみを集積所まで持ち出すことが困難な方々が増えてきています。

 川崎市では、ごみの収集は原則として「屋外の一定の場所(集積所)に持ち出された物」の収集を行っていますが、自らが一定の場所までごみを持ち出すことが出来ない方々を対象に、ごみを排出者宅前又は所定の場所まで直接収集しに行くサービスを実施しています。

 なお、片付けや引越し等により、一度に多量に排出される物や引越し等に伴う部屋の片付け作業については、対応できませんので、御了承ください。

対象者

 以下のいずれかに該当し、身近な人の協力が困難で、自ら一定の場所までごみを持ち出すことができない場合とします。

1 高齢者

(1)65歳以上の一人暮らしの方

(2)65歳以上の高齢者で、同居する家族がいる場合についても、同居者が、ごみを一定の場所まで持ち出すことができない方

2 障がい者

(1)一人暮らしの方

(2)障がい者に同居する家族がいる場合についても、同居者が、ごみを一定の場所まで持ち出すことができない方

参照 ふれあい回収|川崎市

ふれあい収集は高齢者を対象としているため、それ以外の方は利用をすることは出来ません。

同じようなサービスを行っている行政もありますので、お住まい地域の市町村に確認してみましょう。

粗大ごみの運び出し方法

  1. 家族や友人や知人に頼んで運び出しをする
  2. 便利屋さんを利用する
  3. 不用品回収

1人では持ち上がらない家具の場合には家族や友人・知人の力を借りると運び出しが楽になります。

2番と3番の便利屋さんと不用品回収はほぼ似たようなところがあります。少し違うところで言うと、便利屋さんはあまり大量の荷物を引き受けすることは得意としていない傾向にあります。運び下ろしはしてくれても収集まではしてくれない場合もあります。

荷運びを少し手軽にする方法

大型のものをお部屋の中から外に出すときには廊下が難問です。狭くて出しにくいので、必ず通路の動線確保。これは大切です。そしてソファーなどは脚が外れるものが多いので、これを取り外しておくのも良いでしょう。ドアをくぐる時にこの脚が邪魔になることが多いです。分離出来るものは分けることでそれぞれの重量が軽くなりますから運びやすくもなります。食器棚の棚板や整理タンスの引き出しを抜いて分けるのも重量減らしとしては有効です。軽くすることで一人では持ち上がらなかったものが上がるようになる場合もあります。

お玄関までの移動

大型の家具をお部屋の外に出すために簡単に移動させる道具としては「毛布」があります。毛布の上に家具を載せて、フローリングの上を滑らせて移動すると少ない力で運べます。持ち上げて移動するのは持ち手の呼吸が悪いと壁に当たるリスクがありますが、毛布を使うとゆっくりと移動が出来るので非常に楽です。

これは床がフローリングの場合なら有効ですが、カーペットであったり一戸建ての2階からではできません。玄関までは移動が出来ても、その先のゴミ集積所までは台車であったり、二人で持ち上げて運びなどをしなければいけないです。

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リサイクル買取り業者へ依頼

もしその運べない粗大ごみが中古品として再利用出来そうなものであればリサイクルショップに査定してもらうというのも方法の一つです。ブランドのベッドやソファーであれば買取は可能だったりします。しかし、汚れやシミや破れが無いかを確認してみてください。もしある場合には買取は難しいかもしれません。それというのも査定には状態も入るからです。

買取を依頼するリサイクルショップは家具を取り扱っているお店にしましょう。それも大型の店舗です。小型のショップや生活家電やデジタル家電のみを扱っているところではベッドやソファーなど運び出しに困るようなサイズのもの自体を取り扱っていない可能性があるからです。

不用品回収業者に依頼をするメリット

作業着の男性

不用品回収業者の利用の一番大きなメリットは「大型家具の運び出しもプロの作業で手軽に済む」という点です。女性や高齢者、体力に自信の無い人、処理したくても出来ないと困っている方のお役に立ちます

粗大ごみ収集とは異なり、日にち指定や時間しても出来るのも特徴の一つです。

解体を必要とする粗大ゴミ

粗大ごみの中にはベッドやタンスなど組み立てになっているものがあります。それらを運び出すときに、今度は解体をして運び出さなければいけません。不用品業者であればそういった解体のサービスも行ってくれます。こういった柔軟なサービスも行政とは大きく異なる点です。

仕分け分別が分からないとき

仕分け分別が難しくて出来ない。誰か手伝って欲しいという場合には不用品回収がお役に立ちます。お部屋の中での整理からお手伝いしますから手軽に片付けが出来ます。

不用品処分

小型家電扇風機掃除機電子レンジオーディオ
テレビ冷蔵庫洗濯機エアコン衣類乾燥機
パソコン空気清浄機ファックスコピー機・プリンターエアロバイク
大型家具ベッドタンス食器棚サイドボード
机・デスクソファーテーブルガスコンロ椅子・オフィスチェア
自転車キャンプ道具衣類古紙布団
オフィス用品什器キャビネット機密書類蛍光管
金庫消火器砂利石仏壇小物金属
スプレー缶タイヤバッテリーバイク
ピアノ灯油乾電池ペンキ段ボール
不用品処分廃棄方法

まとめ

粗大ごみ収集を依頼する場合は基本的には自分で運び出しもしなければいけません。しかし高齢者など一部の方には「ふれあい収集」という補助のサービスもありますが全ての人が対象ではありません。それ以外の人では家族や友人・知人を頼るのもありますが、もしそれが無理なようであれば便利やさんや不用品回収業者に依頼をするのが得策でしょう。大きなものや重たい物や大量な荷物もスタッフの人が運んでくれます。手間を掛けずに片付けが出来ます。

川崎市で粗大ゴミの不用品回収ならコーモド

「ソファが運べない」「ベッドの処分に困っている」「タンスが大きすぎて運べない」と粗大ゴミの処分で困られていたらご相談ください。お部屋からもプロの移動で搬出いたしますからご安心いただけます。大きなもの、重たい物の引取りは経験豊富なコーモドへお任せください。

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