消火器の処分方法

消火器というのは普通ゴミでも粗大ゴミでも処理できないものになります。廃棄方法もよく分からないものでもあります。そんな消火器の処理方法をお教えいたします。

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処分に困る消火器

不要な消火器。処分が出来ずにずっと放置したままにしていませんか?
そんな困った消火器の処理方法をご紹介します

消火器の標準使用期限は製造から約10年です。ラベルもしくは底に記載してあります
消火器を安全に使用するためには耐圧性能点検を実施してください。

消火器の種類

消火器には種類がいくつかあります。
粉末消火器・強化液消火器・など
その他にエアゾールタイプの消化剤もあります。

消火器の処理方法

消火器というのはそもそも基本的に行政では引取りはしていません。
行政で引取りしない物というのは処分に結構困ったりします。
あちこち聞いて回らなければいけないことが多いです。
ここではいくつかの例を挙げて消火器の処理方法をご紹介しますので、一番良い選択をご自身でしてみてください。

●消火器リサイクル推進センター

●日本郵便のゆうパックを利用した消火器の処分方法。
消火器の回収の申し込み依頼をします。そしてゆうパックの伝票が届きます。
伝票に記載後に梱包した消火器と共に発送すれば完了です。料金は3ℓもしくは3キロ以内のものならば2200円(税抜き)

消火器専用の箱を送付されます。その際に支払は代引きとなります。

消火器リサイクルセンターに処分依頼をする

消火器リサイクルセンターに依頼する場合にいくつか確認しておくことがあります。処理できる消化器かそうでないかがあります。調べる方法としては製造しているメーカーです。日本製の消火器が対象であって外国製は処分引き取りが出来ません。

【受け入れ対象のメーカー】

  • 日本ドライケミカル
  • 初田製作所
  • マルヤマエクセル
  • モリタ宮田工業
  • ヤマトプロテック

以上のメーカーであれば引き取り可能です。

注意する点

消火器にはリサイクルマークが貼ってあります。これはすでに処理費用が納付されている印です。もしこのシールが無い消火器は販売店で購入してから処理する流れになります。

処分までの流れ

排出するのには2種類のやり方があります。

  • 引取り
  • 持ち込み

この2種類のどちらかで処理します。

日本全国の地域ごとに消火器引取り特定窓口があるので、住んでいる場所から一番近いところがおすすめです。消火器を販売しているお店が窓口です。

指定場所と呼ばれる、消火器を持ち込み出来る場所に直接持って行く方法もあります。(直接持ちこみすることで運搬費が節約できます。)

指定場所の検索

【引き取りの場合】

引取りを利用する場合

消火器販売店・防災事業者に依頼をします。

STEP
1

清算

運搬費のみを支払います。

STEP
2

【持ち込みの場合】

指定場所へ持ち込み

消火器メーカーや廃棄物処理業者に持ち込みます

STEP
1

清算

リサイクルのシールがついているものは費用かかりません。

STEP
2

日本郵政のゆうパックを利用した処分方法

日本郵政によるゆうパックを使った消火器の回収も行っています。郵便局が集荷に来てくれるので、持ち込みの必要もなくやり方としては一番便利な方法だと思います。

申込みから回収までの流れ

消火器の回収の申し込み依頼をします。そしてゆうパックの伝票が届きます。
伝票に記載後に梱包した消火器と共に発送すれば完了です。料金は3ℓもしくは3キロ以内のものならば6270円(税込み)

消火器専用の箱を送付されます。その際に支払は代引きとなります。

回収の申し込み

エコリサイクルセンター 

STEP
1

ゆうパック伝票が到着

必要事項に記入をして梱包

STEP
2

集荷・もしくは持ち込み

郵便局員の集荷を待つ。もしくは郵便局に持ち込みも可能

STEP
3

事業者からの収集の受付は行っていません

このゆうパックを使ったシステムは家庭で使った消火器のみの処理方法で、会社や事業者は利用することが出来ません。販売店や回収業者に相談することになります。

消火器の扱いにならないもの

消火剤が入っているものすべてが消火器の扱いにならないこともあります。それによっては処理方法が変わってきますので覚えておいてください。

エアゾールタイプの消火器の処分方法

エアゾールタイプの消火剤は「消火器」の扱いにはなりません。
古紙や古布や不要な洋服に液剤を染み込ませ燃えるごみとして処理してください。
缶は消化剤が完全に無くなったのを確認して不燃ごみもしくは小物金属として排出してください。

早めの処分をおすすめします

腐食が進んだ消火器を操作した際に消火器が破裂し、負傷等する事故が発生しています。
軒下や屋外に放置した状況の場合には経年劣化により腐食が進みやすくなります。
このような状況で放射操作をしたときに急激に圧力が変化して破裂・破損といった事故が増えています。
外観の腐食の進んでいるものは点検もしくは交換をお勧めいたします。

ホームセンターで引き取りは出来るの?

ホームセンターでも消火器の引取りを行っているところはあります。例えば「コーナン」があります。しかし引き取りといっても、回収のみを行ってくれるわけではなく新しい物を購入した時に同じものを引き取りしてくれるシステムなので、買わないといけないのです。廃棄だけをしたい場合には持ち込みは出来ません。

消火器を持ち込み出来るところ

消火器を引き取りしてくれる防災関連の会社です。直接持ち込みで引き取りはしてくれますが、手数料などはそれぞれ確認をするようにしてください。

東京都で引き取り出来るところ

【世田谷区】

株式会社シグマテクノ

東京都世田谷区砧一丁目九番十号

電話|03-3416-9901

持ち込みのみ対応可能

リサイクルシール販売

  • 小型消火器(~20型):510円
  • 大型消火器(20型超):3,570円

(株)防災サービスセンター

東京都大田区多摩川1丁目11−7

電話|03-5482-0711

引き取りの費用|小型消火器 (リサイクルシールあり) 1本2160円【税込み】 (リサイクル)シールなし3000円【税込み】

神奈川県で引き取り出来るところ

【川崎市】

株式会社川崎防災

神奈川県川崎市高津区新作5丁目15−18 ピュア川崎ビル

044-877-8411

【横浜市】

横浜消火器株式会社 ひのようじん

神奈川県横浜市磯子区馬場町1−48

電話|045-751-5555

【小田原市】

相日防災株式会社

神奈川県小田原市羽根尾225-1 

電話|0465-44-3511

引き取りは出来ますが有料になります。

不用品回収業者の消火器引取り

不用品回収サービス

特定場所への引取りが手間であったり、車が無いなどで直接の持ち込みが出来ない場合には消火器の回収でお伺いすることも可能です。引っ越し時や家屋の解体時などで出てきたときの処分でお役に立てます。

引き取りの費用

不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。人件費・作業費・交通費を含めて1回収あたり4000円~のお引き取りです。

費用交通費:川崎市内・横浜市(港北区・都筑区・神奈川区・鶴見区)世田谷区・大田区交通費:左記に記載の無い横浜市内:東京23区内
4400円1100円2200円~4400円

運び出しの心配はない

消火器は大型のものの場合は少し重量がありますが、運び出しなどもご心配は要りません。スタッフが置いてある場所から全て移動を行います。

不用品処分

小型家電扇風機掃除機電子レンジオーディオ
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パソコン空気清浄機ファックスコピー機・プリンターエアロバイク
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机・デスクソファーテーブルガスコンロ椅子・オフィスチェア
自転車キャンプ道具衣類古紙布団
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ピアノ灯油乾電池ペンキ段ボール
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この記事を書いてる人

この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売に関しての専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。

投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号